この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
夢仕立工房 ジュエリーデザイナー
依田 優子

最高に価値のある1品を探そう!
ダイヤのジュエリーをプレゼントすることを、プロポーズの定番と思っている人は多いでしょう。ただ、婚約のときにダイヤのネックレスを贈るとなると、とても大きな買い物となることはいうまでもありません。特に、婚約で渡すダイヤは価値のあるものを購入したいものです。この記事を読んで、より良いダイヤを選ぶためのポイントについて押さえておきましょう。
公開日:2018年11月3日
プロポーズのときに男性が女性にプレゼントするものといえば、ダイヤの指輪をイメージする人が多いでしょう。ただ、女性の好みなどによって、婚約の記念品としてダイヤの指輪をもらったとしても、実際には身につける機会がそれほどないというケースも見られます。さまざまな事情を考慮して、婚約指輪の代わりに、ダイヤのネックレスを贈ることを検討してみましょう。まず、婚約時にダイヤが贈られるのは、ダイヤの輝きが永遠に変わらないことに由来しており、「永遠の愛」を象徴する意味となるからであるといわれています。加えて、ダイヤは地球上にある宝石のなかで最も硬いことから、プロポーズのときにプレゼントすることで「固い絆を結ぶ」という意味合いもあるようです。
また、多くの女性が憧れるシーンとして、サプライズでダイヤの指輪をプレゼントされることが挙げられるでしょう。しかし、ダイヤの指輪を用意するとなると、相手の指輪の号数を知っておく必要があります。ただ、事前に相手の指輪の号数を密かに知ることは非常に難しいといえるでしょう。相手に直接聞いてしまっては、サプライズにはなりません。何気ない会話のなかでさりげなく指輪の号数を聞き出そうとすると、「もうすぐプロポーズされるのではないか」と女性に気づかれてしまう可能性もあるでしょう。
このように、プロポーズで指輪をプレゼントする場合は、号数選びが大変というデメリットがあります。加えて、女性側のアクセサリーの好みを熟知していなければ、高価なダイヤの指輪をプレゼントしたとしても、身につけてもらえない恐れもあります。婚約指輪をプレゼントすることにはこのような大変な問題がある反面、ネックレスは比較的選びやすく、女性にも喜ばれやすいというメリットがあるのです。
また、結婚指輪と違い、婚約指輪は職場などではつけにくいと感じている女性も一定数存在します。職場によっては結婚指輪のみ身につけることを認めているケースも見られます。このような場合でも、ネックレスならば普段づかいも可能であり、仕事中にも気兼ねなく身につけることができるという利便性の問題もあるでしょう。
ダイヤのネックレスを選ぶときには、いくつかのコツがあります。コツを押さえておくと、相手の女性に気に入ってもらえる1品を選ぶことができるようになります。まず、婚約指輪の代わりのネックレスとして、適切なものかどうかをしっかりと考慮しながら選ぶことが大切です。「プロポーズには、婚約指輪が当たり前」と考えている女性にネックレスをプレゼントしてしまうと、がっかりされてしまう恐れもあります。加えて、一般的に婚約指輪よりもネックレスのほうがリーズナブルであることから、女性によっては身につけていてもそれほどステータスを感じないという問題もあるでしょう。
次に、顔から離れるアイテムほどハイグレードなものにすると効果的とされています。具体的には、ピアス、ネックレス、指輪の順にグレードを上げていくと良いでしょう。首元につけるネックレスは、ピアスよりも顔から離れている位置につけるアクセサリーです。しかし、話をしているときなどには首元に視線が集まるため、ダイヤのネックレスを選ぶときには、ある程度グレードの高いものを選ぶのがベストです。
また、相手の女性のイメージに合っているかどうかも、ダイヤのネックレスを選ぶときの重要なポイントとなります。普段のファッションなども考慮しながら、普段づかいしやすいデザインのものであれば、仕事やプライベートなどさまざまなシーンで身につけてもらえます。加えて、ダイヤのネックレスは、飽きることなく長く使ってもらえるものです。ハイグレードのダイヤのネックレスでデザイン性が優れたものなら、婚約期間中だけでなく、年を重ねてからも愛用してもらえるでしょう。
ダイヤのネックレスを選ぶときには、ダイヤの大きさも気になるポイントのひとつです。まず、普段づかいができるようなダイヤのネックレスをプレゼントするのであれば、0.3~0.5ctほどのダイヤの大きさのものを選ぶケースが多い傾向にあります。0.3~0.5ctの大きさのものならダイヤが派手すぎないため、身につけやすいというメリットがあります。0.3~0.5ctのダイヤというと、直径が約4.4~5.2mmです。これくらいのサイズのダイヤなら、あまり主張しすぎることもなく、身につけていても常におしゃれを楽しむことができるといえます。
次に、「婚約の記念としてゴージャスなプレゼントをしたい」と考えている場合、ダイヤのサイズを大きめのものにするという選択肢もあるでしょう。ダイヤを1ctなどの大きめのものにすれば、見た目もゴージャスになり素敵です。一生に一度の婚約の証に高級感がある贈り物をと考えているなら、1ctのダイヤのネックレスも検討してみましょう。
このように、ダイヤの大きさによって、ネックレスを身につけたときの印象は大きく変わってきます。したがって、婚約の記念にダイヤのネックレスを選ぶ場合は、相手の女性がさりげないおしゃれ感が好きなのか、きらびやかなデザインが好きなのかというような好みもしっかりと考慮することが大切です。相手のタイプによってダイヤの大きさを決めて、長く身につけてもらえるネックレスをプレゼントしましょう。
婚約の記念としてダイヤのネックレスを選ぶ場合、ダイヤの大きさや値段ばかりが気になりがちです。しかし、ダイヤのネックレスを選ぶときには、デザインも重要な要素といえるでしょう。まず、ネックレスを長く愛用してもらうなら、シンプルで飽きのこないデザインのものを選ぶのがベストと心得ておきましょう。あまりにも凝ったデザインのものや、派手すぎるデザインの場合、「普段づかいが難しい」「年齢を重ねたときに身につけることができない」などのデメリットにつながる恐れがあります。
加えて、そのときに流行しているデザインのネックレスをプレゼントしてしまうと、プレゼントしたときは喜ばれたとしても、流行が廃れてしまうと身につけづらいと感じる女性もたくさんいます。シンプルなデザインのネックレスなら、プライベートだけでなく、仕事場につけていっても違和感がありません。たとえば、「仕事中に婚約指輪はつけてはいけない」などのような暗黙のルールがある場合でも、ダイヤのネックレスなら仕事中でも気兼ねなく身につけることができるというメリットがあります。
ただし、相手の趣向によっては、華やかなものが好ましいケースも見られます。普段から華やかなデザインやカラフルなものを好んで身につけている女性にシンプルなダイヤのネックレスをプレゼントしてしまうと、なかなか身につけてもらえない可能性もあるでしょう。そのため、まずは相手の趣向をしっかりと確認してからプレゼントを準備するようにしましょう。
プロポーズには欠かせないダイヤを選ぶときには、質もしっかりと考慮することが欠かせません。実は、ダイヤの質は「4C」と呼ばれる基準で決まるといわれています。4Cとは、Carat・Cut・Color・Clarityの頭文字をとったものであり、ダイヤモンドを評価する場合の国際的な基準として知られています。
まず、「Carat」はダイヤの大きさを示すものです。1カラットは0.2グラムと決められていることからもわかるように、カラットはダイヤの重さを表しています。次に、「Cut」はダイヤの輝き具合を決めるもので、カットされた形や仕上がりを評価するものです。たとえば、Cutを評価する場合、対称性や研磨の状態などを細かく評価していきます。バランス良く仕上げられたダイヤは輝きも美しいことから、Cutは4Cのなかでも最も重要といえるでしょう。また、「Color」はダイヤの色具合を定めるものです。ダイヤに内包物があると色味がつき、等級も下がるといわれています。最後に、内包物などの程度を示すのが「Clarity」です。Clarityでは内包物の程度によって11段階に分け、透明度などを決定しています。
ダイヤのネックレスを選ぶ場合、4Cそれぞれの基準が高いものを選ぶことが大切です。それぞれの基準が高ければ高いほど輝きも美しく、より価値のあるダイヤといえるでしょう。
ダイヤのネックレスでは、ダイヤ以外の部分を構成する金属に関しても価値を決めるうえでは重要です。ネックレスに用いることができる金属には、さまざまな種類のものがあります。しかし、婚約の記念で使うのであれば、プラチナがベストです。金属のなかでも、プラチナは変色しづらく頑丈であるという特徴があります。加えて、プラチナ自体は白く輝くような色味であることから、どんなファッションにも比較的合わせやすいといえるでしょう。
プラチナ以外にも、イエローゴールドやピンクゴールドなど、金属の材質はさまざまな選択肢があります。ただ、女性の多くが貴金属のなかでもプラチナが最も価値があるものと認識しているため、プラチナを選んでおくと無難と捉える男性は多いでしょう。金属の材質で悩んだら、相手の肌の色味や、普段からよく身につけているアクセサリーの色味に合わせて選ぶという方法もあります。相手の女性がダイヤのネックレスをつけているシーンを想像しながら、普段づかいしやすい1品を選びましょう。
プロポーズというと、一生に一度の思い出に残るとても大切なものです。そのため、婚約時にプレゼントするなら、オーダーメイドのネックレスはとても魅力的といえるでしょう。婚約時にプレゼントするネックレスは、相手の女性にとってはまさに一生ものと呼ぶにふさわしい1品です。また、婚約指輪と違ってネックレスなら、一生身につけてもらえる可能性のあるアクサセリーです。一生の思い出となるシーンでプレゼントするネックレスは、世界にひとつしかない「オーダーメイド」をぜひ検討してみましょう。
オーダーメイドの加工実績が豊富な夢仕立なら、独自の特許システムで好みのデザインのネックレスを作ることが可能です。夢仕立はお客様の目の前でジュエリーのデザイン画像を作っているため、画像を見ながらデザインづくりを一緒に楽しむことができます。
婚約時にジュエリーをプレゼントする場合、あらかじめ予算を設定している男性は多くいます。このようなケースでも、夢仕立のシステムなら予算に応じたデザインの提案を受けることが可能です。夢仕立ではサンプルやデザインブックを使って提案を受け、さらに動画で実際の仕上がりに近い状態のものを確認できるため、デザインの細部までしっかりとチェックできることから、男性側にとっても非常に安心してプレゼントの準備ができるというメリットもあるでしょう。
また、夢仕立のオーダーメイドは、熟練の職人による手作りです。そのため、出来あがったネックレスのクオリティも非常に高いという特徴があります。こだわりのデザインがあって、デザイナーと打ち合わせをしていても、それを実現する技術を持ち合わせていなければ理想とするジュエリーは完成しません。夢仕立にはデザインを細部まで実現することができる熟練の職人がおり、丁寧に加工し、仕上げていきます。オーダーメイドのジュエリーは、それだけで女性を輝かせる、特別なものです。オーダーメイドは既製品よりも女性に喜ばれやすい傾向にあるため、一生に一度の大切なシーンには思い切ってオーダーメイドのダイヤのネックレスをプレゼントしましょう。
もし、ご家族などから譲り受けた宝石をお持ちの場合、ジュエリーリフォームする事によってオリジナルのネックレスをリーズナブルな価格で作ることも可能です。夢仕立は年間約3000件以上ものジュエリーリフォーム、オーダーメイドジュエリーの加工実績があります。
婚約は男性にとっても女性にとっても、一生の思い出となるものです。そんな素敵な瞬間をより輝かせるためには、心のこもった言葉だけでなく、プレゼントを用意しておくと良いでしょう。特に、ダイヤの贈り物は、女性にとっては特別で価値のあるものです。オーダーメイドのダイヤのネックレスならデザインにもこだわることができ、男性の思いもより女性に伝わるといえます。最高のダイヤのネックレスを用意して、婚約の瞬間に臨みましょう。
この記事の監修者
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※松屋銀座店では、品質管理やサービス向上のため、修理やカスタム加工を承ることができる範囲に制限がございます。 そのためお品物によってはご依頼を承ることができない可能性がございます。
夢仕立では、お預かりしたお品物を、運送中と、加工中と、そしてお預かり保管中の、全ての行程において保険が適用されております。これは夢仕立てのみに適用が認められた保険で、他社での適用はございません。
夢仕立のお預かりシステムのみが保険を適用するに値すると保険会社で認定され、信頼され、認可されています。
英国宝石学協会特別公認企業(The Gemmological Association of Great Britain Gold Corporate Member)とは、FGAディプロマの資格を持った者が複数名在席し、その組織において英国宝石学協会の水準の教育を行っているということを認められて与えられる資格で、夢仕立工房を運営する株式会社ライム商会は、宝石の鑑定鑑別機関以外の組織でFGAディプロマが複数名在席する数少ない組織です。
株式会社ライム商会では英国宝石学協会の宝石学に基づき、全スタッフが世界最高峰の水準の教育を受けています。
またそれだけにはとどまらず日々進歩し続ける宝石学の情報をいち早く本部から伝達され、お客様へのサービスへと繋がる様研鑽を重ね続けております。
夢仕立では、お客様のご予算に合わせた提案を第一に考えます。デザインやご予算のお話を伺いながら様々なアイディアを出し、ご希望のデザインを実際に製作する実物大で設計図としてデザイン画を製作致しますので、出来上がったお品物とイメージとの差を極限まで小さくします。
また、お客様がご納得するまで、何回でもデザインのご提案を致します。時にはデザイン画の作成が20回を超えることも有りますが、お客様の人生において1つしかない大切なジュエリーの製作に手間を惜しむことはありません。
様々な方法でご希望のデザインコンセプトを生かし、強度を低下させないように工夫して、手作りであっても価格を抑えます。オーダーメイドジュエリーの加工工程や、オリジナルデザインのことなど綿密にお打合せをさせていただきますで、ご安心下さい。
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