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ピンクダイアモンドの原産地

ピンクダイアモンドの原産地

ピンクダイヤモンドの新しい産地、有名な鉱山、話題の産地など、一般の方がなかなかふれることの少ない宝石のふるさとをご紹介しようと思います。

ピンクダイヤモンドの鉱山

ピンクダイアモンドの鉱山物語

世界最大のピンクダイアモンド鉱山

これはアフリカでも、ロシアでも、カナダでもなくオーストラリアにあります。オーストラリア大陸の北北西、オーストラリアの先住民アボリジニの居住区ノーザンテリトリの境界近くにあります。ここに行くためパースに渡り、パースから空路約3時間、ダーウイン近くのKUNUNURA(カナナラ)に行きました。ここカナナラは大きな町ですが、飛行場の近くは町と言うより村といった感じで、アボリジニが道ばたでのんびりしているのどかな町です。


ピンクダイアモンドの鉱山物語

小型飛行機で現地へ。尾翼の南十字星マークはアンセット航空のシンボルマーク。 カナナラ空港です。 北半球と南半球の違いはありますがほぼマニラに近い緯度です。ウオーキングタラップはなく、階段で直接飛行場に降ります。何か懐かしい空港です。 空港内部にはチョットした売店があり、絵葉書やら地図、スナック等が売られています。 アウトバックの盛んな国ですので、地元関係の地図は豊富でした。 鉱山はここからさらにランドクルーザーで約4時間南に走ったところにあります。


ダイヤモンドの鉱山への道

ダイヤモンドの鉱山への道

砂漠の中の道端で、サンドイッチを食べています。横にあるのはご存じの蟻塚。20~30メーターに一つくらいの割合で無数にあります。足でけっ飛ばしてもびくともしませんでした。どこにいたのか?ハエが沢山飛んできます。

途中左折すると「アーガイルダイアモンド鉱山」「部外者立ち入り禁止」の立て札と金網フェンスで両側を仕切られた舗装道路に出ます。ここからが全てアーガイルダイアモンド鉱山の敷地です。


アーガイルダイヤモンド鉱山

アーガイルダイヤモンド鉱山

行くこと約30分 ア-ガイルダイアモンド鉱山の露頭が遠望出来ます。尾根が切り開かれています。この山がダイアモンド鉱山です。 南アフリカやロシア(シベリア)の鉱山と違い、山を切り開いて掘っています。 山の形が変わるほど切り開いていく人間の力。凄まじいものですね!遠望ではわからなかったのですが、後で路頭を訪ねたところ結構立派な山でした。何しろ景色が雄大すぎて、そのスケールの大きさがうまく伝えられません。


池のように広大な採掘跡

池のように広大な採掘跡

試掘で掘削した跡に水がたまり、池になっています。 筆者(左端)と現地鉱山関係者です。試掘跡らしく大小様々な石が散乱しています。実際の採掘現場では足元の石は一つとして持ち出せませんが、ここ試掘跡では許可をもらって持ち出すことができました。ほんの小さなかけらですが、アンブロアイトをゲットしました。


ピンクダイアモンドの採掘場

鉱山入り口では厳重な所持品チェックが行われます。我々のカメラも全て開けられます。そしてシールされます。つまり途中でフィルムの入れ替えは出来ません。フィルムを入れ替えるときは保安室まで戻り、入れ替えしなければなりません。もちろん手荷物や服も全て例外なく検査されます。フィルム交換も現地のその場ではできないので、撮影には結構時間がかかります。

の小さな点が下の巨大なダンプです
が現在の採掘現場です


100t巨大ダンプ。1台約2億円。積載時総重量約200t

100t巨大ダンプ。1台約2億円。積載時総重量約200t(ジャンボジェットとほぼ同じ)。 何しろデカイ!これがうなりを挙げてそこら中走っている様はまさに圧巻! タイヤの高さは約4メーター(運転席横に立っているのはオペレーター)


ピンクダイアモンドの鉱山物語

漂砂鉱床

ダイモンドはこの山の鉱山だけではなく、昔の川底からも採掘されます。このような川が運んで出来た鉱床を漂砂鉱床と言います。一般にはの方が良質の結晶がとれます。その理由は少し専門的になりますのでここでは割愛致します。 漂砂鉱床では、巨大なバオパブの木が点在しています。 雨期になると濁流が襲うそうです。実はここで大人の身長程の大トカゲと遭遇しました。かなり遠くから発見したので、慌ててカメラを取り出したのですが、逃げ足が早く、撮影出来ませんでした。ザンネン!!こんなところにも生物は生きているのですね。感動です。


ダイアモンドの母岩(ランプロアイト)

ダイアモンドの母岩(ランプロアイト)

このブルーの石がダイアモンドの母岩(ランプロアイト)です。 南アフリカでの同様の母岩はブルーグラントと言います。この二つの岩の違いはその鉱脈の出来方の違いに由来します。そしてピンクのダイアが産出する秘密もこの鉱山の生まれ方の違いに起因することが大きいのです。


ダイヤモンドの原石

ダイヤモンドの原石

このようにして採掘した砂礫をクラッシャーや比重選鉱、 そしてジェット噴射などを用いて回収します。比重選鉱とは、ドロドロにした比重の高いドロの中に砕いた鉱物を投入して、かき混ぜます。する泥より比重の軽いものは上に浮き上がりますのでそれは捨てて、底に残った比重の重い鉱物を回収する方法です。 ジェット選別とは、ダイヤモンドが紫外線に反応する性格を利用して、紫外線の中に石を落下させ、紫外線に反応した鉱物をサイドにつけてあるジェット噴射で弾き飛ばして回収する方法です。ここで回収したダイアモンド原石はい分類選別され、品質の良いもののみ研磨されます。


食堂

食堂の様子です。ここでの生活は変則交代制で24時営業す。したがって、食堂もいつでも自分のタイミングで食事が出来るように24時間開いています。3交代の交代時間に食事をして、サロンでゆっくりするのも良し、プールで泳ぐも良しです。もちろんテニスコートも5面あり、夜でも赤々とライトがともされています。テニスは野外ですので、暑くてとても昼間は出来ません。

ダイヤモンドの研磨

工場での研磨作業

工場での研磨作業

ソーティング、クリービング、ソーイング、ブルーティング、ポリッシングのお話です。いよいよ鉱山から離れ、本社工場での研磨作業に入ります。工場の外観です。安全の為出入り口の撮影は禁止されました。


ピンクダイヤモンド原石

ピンクダイヤモンド原石

鉱山から運ばれたダイヤモンド原石は結晶形状別、大きさ別、品質別、色別に何段階にも分けて細かく分類されます。途中段階の状態です。かなり高品質なピンクダイヤモンド原石です。この日採取された最高級ピンクダイヤモンド原石です。


マーキング

マーキング

マーキングしているところです。まず原石を最適な場所で切断するため、切断ヶ所に印を入れます。この印が的確でないと、原石をロスしてしまうため、この作業は経験豊富な責任者が行います。この作業をマーキングと言います。 *マーキングに沿って石を割ります。この作業も重要な作業で、角度が狂うと粉々に割れることもあります。 マーキングに沿って石を割ります。 ダイヤモンド原石(結晶)を割る方法には 1:クリービングと 2:ソーイングの二つの方法があります。


ピンクダイアモンドの鉱山物語

クリービングとソーイング

1:クリービングです。
マーキングの位置に刃先を合わせ、クリベージ方向、111面に沿って強く叩きます。ダイヤモンドはクリベージ方向には簡単に割れます。これは最終製品でも同じです。ダイヤモンドは硬いのですが、外力の加わり方によっては割れますので、乱暴な扱いは避けた方が賢明です。

2:ソーイングです。
ダイヤモンドブレードでも行いますが。ここではレーザーソーによるソーイングをしていました。


ピンクダイアモンドの鉱山物語

ブルーティングとポリッシング

*次はブルーティングです。
ソーイングによってピラミッド型になったダイヤモンド原石の四角の四隅を荒削りします。回転するローターにセットしたダイヤモンド原石に、腕で支えた棒の先のドップにセットしたダイヤモンドをこすりつけ、角を落としてゆきます。

*いよいよ仕上げのポリッシングです。
ダイヤモンドは他の宝石と異なり、カッティングとポリッシングが同時に行われます。メカニカルドップで原石をつかみます。ブルーティングの終わった原石をドップで挟み、研磨の角度を決定していきます。


自動研磨機で研磨

自動研磨機で研磨

ダイヤモンドパウダーを塗布したターンテーブルの上に、メカニカルドップの先端のダイヤモンドを当て、ファセットを切り出していきます。1面、1面、角度を揃え、正確に切り出して行きます。 自動研磨機です。小さなダイヤモンドはこの自動研磨機で研磨します。自動といっても研磨するときの支えを機械が行うというもので、角度や位置などは人間が決定します。 このように沢山の行程と時間を費やし、ダイヤモンド原石はあのたぐいまれな光沢を放つダイヤモンドに生まれ変わります。


プロフェッショナル F.G.A

プロフェッショナル F.G.Aのつぶやき

このようにいくら正確に切り出すと言っても、ファセットは一つ一つ微妙に違います。また、ターンテーブルの中心部と外周部ではその回転速度が違いますので自ずとカットされた後のファセット(面)の肌合いに違いが生じます。

これらの違いが最終製品の輝きの違いになってくるのですが、残念ながらこれは、いわゆる4Cでは表せません。この違いを判断してこそプロフェッショナルなのではないでしょうか???

近年、ダイヤモンドに対する評価法が変わってきました。というのも、長年私どもが唱えていた、「4Cが同じでも、見た目の美しさに差がある」ことが認識された結果です。まだ十分とは言えませんが、結果として、実際の自分の技量で判断するのではなく、鑑定書の4Cを頼りにしている「プロもどき」に警鐘を鳴らすことになってきました。プロは目利きでなければなりません!私共は、これからも飽きずに研鑽していきたいと思っております。



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