この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
日本宝石協会理事
夢仕立工房 ジュエリーデザイナー
依田 宇弘
立て爪の婚約指輪は爪が引っかかってしまう事と、いかにも婚約指輪という雰囲気がするため、年が経つにつれて使用しにくくなってしまう傾向があり、ジュエリーリフォームのご相談の中でも最も多いご相談です。
婚約指輪で頂いた立爪のダイヤモンドリング。一時は付けていたものの、もう付けなくなってしまったもの、お好みに合わせて様々なデザインに生まれ変わらせることができますので、ぜひお気軽にご相談下さいませ。
この度のご相談もジュエリーリフォームのご相談で最も多い立爪のリフォームのご依頼です。やはり立て爪の爪が高すぎるということと、デザイン的にももう使えないということでした。 せっかく頂いた婚約指輪のダイヤモンドですので、普段から引き出しの中にしまいっぱなしにしておくのではもったいない、もっと日常的に使いたい、というお話をお客様から伺いました。そこで、普段使いにちょうど良い埋め込みタイプのデザインをいくつかご提案させていただきました。 たくさんのデザインの中からこのデザインをお選びになられてとてもご満足いただくことができました。 また出来上がりの際にも、ご相談の際にその場で作った完成イメージ画像の通りに出来上がったことにも感激していらっしゃいました。
普段着けていても石が当たらないデザインにされたいとのご希望です。リング腕にも小さなメレダイヤを入れたデザインでとても喜んで頂けました。
大きなダイヤでしたのでシンプルで着け易いデザインにされました。前より爪が小さくなったのですっきり綺麗に仕上がりました。レーザーでの刻印も入れられて、とても喜んで頂けました。
リングは付けないとおっしゃってましたが、この日に付けていたリングを気に入っていただき、同じようなデザインのリングをオーダーしていただきました。ご婚約のシンプルなリングが、少し華やかで付け易いリングになりました。
譲り受けたリング2点をご自身のご婚約指輪にリフォームをご希望です。イメージはハリーウィストン風のシャープな感じでとの事でした。脇に留める石がお客様の物が少し大きかったので同じようなデザインは難しかったのですが、おすすめのご提案のデザインでとても喜んで頂けました。
プラチナリングの石外れの修理でご来店でした。石が2点留めですので外れ易いデザインです。何度か外れた事が有るとのお話でしたので、しっかり爪留めされたデザインへのリフォームをお勧めしました。
ご結婚の報告をお父様にお話をしたところ、ダイヤのリングを渡されたそうです。お父様がお母様に差し上げたエンゲージリングは、息子様のエンゲージリングに生まれ変わりました。中石が大きいので、両側に入れるメレのバランスを考え、可愛い雰囲気もだしたリングに仕上げました。出来上りをご覧になり、とても気に入っていただきました。
Pt900に無色透明石が留められたリングです。お石を留める爪が大きく飛び出しており、日常使いには引っ掛かりが気になるデザインかと思います。お石を外して、新たなデザインに作り替えたいとのことでお持ち込みいただきました。当店では、オリジナルのサンプル枠を実際にお手に取って頂きながら、ご希望をお伺いして製作する方法と、イメージに合わせてデザイン画をお描きしてフルオーダーメイドで製作する方法が可能です。今回は、店頭にある多くのサンプル枠からお好みの物をお選びいただき、お客様のお石に合わせて、新たなリングを製作していきました。平打ちの腕に、高さを抑えながらもしっかりとした4本爪でお石が留められた、とても素敵なお仕上がりです。
古い立爪のリングは爪も大きく引っかかりそうですが、リフォーム後の立爪は爪も小さく丸くなっています。 またストレートアームが美しいこのデザインは、長いお嬢様の指にもぴったりで、とても素敵でした。 母から子へ受け継がれる指輪には家族の歴史が刻まれます。 もちろん夢仕立のエンゲージリングサービスである「ブルーダイヤ」も内側にそっと忍ばせました。 お二人の今後がダイヤモンドの様に輝きます様に、お祈り申し上げます。
お手持ちのダイヤモンドリングはお母様のご婚約指輪でしたが、この度ご結婚なされるお嬢様へプレゼンントし、お嬢様のご婚約指輪になさりたいというご希望です。お嬢様のデザインのご希望は「サイドに小さいメレダイヤが入ったデザイン。」とのことでしたので、条件にあった店頭のサンプルをたくさんご覧いただきました。デザインサンプルそのままではなく、少し個性を出したいということでしたので、その場で合成画像を幾つか作成し、メレダイヤの大きさを調整した時の雰囲気をご確認いただきました。メレダイヤが大きすぎると豪華になってしまいますが、小さすぎるデザインもお好みでは無いということでしたので、合成画像でメレダイヤの大きさを微調整しながらちょうどお好みに合ったサイズをお客様と一緒に探しました。 製作代金:約¥196,000(メレダイヤ含む) 加工期間:約5週間
ご主人様に頂いた立爪のダイヤモンドリングを普段から使用しやすいリングへジュエリーリフォームをなさりたいというご希望です。結婚の時以来、1度も使っていないとおっしゃられていました。立爪のリングは爪が大変大きくて使いにくいため、ご結婚の際に使用してそのあとは使っていないというお客様はよくいらっしゃいます。 せっかくの綺麗なダイヤモンドですからもう少し活躍の場を与えてあげたい、とお客様がおっしゃられましたので、爪のないデザインのリングをお勧めいたしました。「また指が細く見えるデザインが良い」というご希望もございましたので、カーブのラインが美しいこちらのデザインをお勧めいたしました。 このリングはサイドに入った小さいダイヤモンドがポイントで、テーブルを挟んで向かいの方から見ると、このワンポイントのダイヤモンドがキラリと光り、メインのダイヤモンドを引き立てます。
ご結婚のご報告をお母様にしたところ、「使っていない立爪のリングがあるから、リフォームして婚約指輪にしたらどうか」というご提案をもらい、大切なお母様のリングをお預けになる所をお探しし、当工房をお選び頂きました。預かりシステムがお客様にお気に召して頂いた様で、ホームページ閲覧後すぐに来たとの事でした。 夢仕立さんはブライダル専門店よりもデザインが豊富で、どのデザインにするかとても迷いましたが、デザイナーの方が親切にデザインコンセプトなどを話してくれて、また、実際に指につけてみて、似合うか似合わないかのアドバイスもしっかりとしてくれたので、お気に入りのものを作ることが出来ました。 リフォームはただデザインを作り変えるだけでなく、「母の大切なリングが自分のお気に入りになる」という素敵な思い出作りなのだと思い、リフォームのイメージがすごく変わりました。また、色々とわがままを聞いてくださり、夢仕立さんにはとても感謝しています。ありがとうございました。
横浜からお越しのS様。御主人から頂いた婚約ダイヤモンド立爪リングをオシャレな今風のリングにリフォームしたいとお二人でお越しになりました。 勿体なくてめったにお付けにならなかったとか、でも最近色々と出かける機会が増えてきたので、思い切って御主人に相談してリフォームすることにしたとのことです。 御希望を色々お聞かせいただきこのデザインに決まりました。 お気に召して頂き有難うございます。
東京都のA様。30年ほど前の婚約リングだそうです。そのころ流行の鬼爪の立て爪リングです。 現代では凶器になってしまいそうな出っ張ったデザインです。 これを普段にも使え、オシャレなデザインにとのご希望です。 ご夫婦でお見えになりました。腕を少し絞り、2面で留めました。
横浜からお越しのH様御夫妻。ダイヤモンド婚約リングをリフォームしたいとお二人でお越しになりました。 石は綺麗で気に入っているのですが、なにせデザインが仰々しくてめったに付けられないとか。 御主人に相談してリフォームすることにしたとのことです。御希望はシンプルで軽やかで引っかからないデザインです。 色々デザインをご提案させていただき最終的にこのデザインに決まりました。 お二人とも大満足していただき有難うございました。
東京都江戸川区のY様です。お母様とお嬢様の二人でお越しになりました。成人の記念にプレゼントだそうです。 お母様時代の婚約リングは高品質のものが多く、こちらのお品物も高品質でした。 しっかりしたデザインでしかも今風のエレガントさを持ったデザインをいくつかご提案し、その中からこのデザインをお選び頂ました。 出来上がり時にはお父様もご来店になり皆様で、大賑わいでした。
ご婚約のときに、ご主人様のお母様にリフォームして頂いたリング。今度は息子のお嫁さんに。指元が少し華やかになるデザインという御希望で、メレの入ったシンプルなこのデザインに決まりました。 腕のサイドにメレダイヤを埋め込んであるという少し変わったデザインのリングです。 腕が上下から石を挟み込むというデザインですが爪では無いので引っ掛かりが少なく使いやすいリングです。 このリングの特徴としては中石が大きく見えるということです。 このリングも0.22ctですが0.3ctほどの大きさに見えます。
ご主人、奥様、お嬢様と3人でご来店です。立て爪ダイヤモンドのご婚約リングをお持ちになりました。 奥様がご主人と相談されて、記念に普段にも出来るリングをお嬢様に造って上げたいとお越しになりました。 拝見いたしましたところダイヤモンドは素晴らしいものですが、典型的な三角爪の立て爪リングで、立爪の爪が普段使いでは色んな所に引っかかってしまいます。 そこで引っかかりの少ない、あまり出っ張らないデザインをいくつかご提案させていただきました。 皆様であれやこれや賑やかに相談されて、この2面留めの腰の低いデザインに決まりました。
この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
日本宝石協会理事
夢仕立工房 ジュエリーデザイナー
依田 宇弘