指輪のサイズ直し

「指の太さが変化して結婚指輪をはめられなくなってしまった」

大切な指輪が体型の変化によってはめられなくなる。このようなご相談は、ジュエリー工房夢仕立にも多く寄せられます。 指輪は見た目が美しいだけでなく、数々の美しい思い出が詰まっています。とくに結婚指輪には、結婚式やハネムーンの記憶が詰まっているでしょう。 大切な人から譲り受けた指輪には多くの歴史があります。楽しいこと、時にはつらいことまで一緒に経験してきた指輪だからこそ、サイズが変わったからといって身につけずに眠らせておくのは忍びないですよね。

夢仕立では地金の種類がわからない指輪は地金分析を行ってから加工の可否を判断します。

アクセサリー品や海外で購入した地金の種類が分からない指輪でも、夢仕立なら指輪のサイズ直しを行うことができる可能性があります。 本部検査にて最新の元素分析機で地金の成分や純度等を分析したのちに、その指輪の地金に適した温度で加工を行います。 夢仕立は、日本においてジュエリーの修理工房で地金分析装置を導入している、数少ない工房です。 ※地金元素分析は有料となります。

夢仕立で指輪のサイズ直しとして扱うことができる地金素材

プラチナ / 金 / シルバー / 真鍮 / ステンレス 上記の地金素材であれば指輪のサイズ直しを行うことができますが、「現在の地金素材の状況」「現在の指輪の状況」「指輪のデザイン」「ご希望のサイズ直しの内容」「宝石類がどのように留まっているか」等、様々な条件によって加工の可否が決まります。しかしながら、お見積り算出は無料にて承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

GAWcodo<登録商標>による地金元素分析レポート

夢仕立では高度地金元素分析装置によるレポート作成も行っております。 どのような成分によって製作された指輪であるか分かると、今後、どのようにその指輪を扱うことが適しているかということなどもわかることがあります。 ご希望の場合はせひお気軽にご依頼くださいませ。 ※地金元素分析レポート作成は有料となります。

夢仕立の指輪サイズ直しは高品質

夢仕立の指輪のサイズ直しは、ブランド品や高難易度のデザインであっても、多くの場合において指輪のサイズ直し後がほとんど目立たないように仕上げることが可能です。 夢仕立では最新のレーザー機器やアーク溶接機等の設備を導入しているとともに、長年ジュエリーの加工を行ってきたベテランの職人が加工を行います。 最新の設備と熟練の技術でお客さまの指輪のサイズ直しを行わせていただきます。

指輪のサイズ直しに用いられる加工の代表的な参考価格表

※価格は予告無く変更となる場合がございます。

シルバーのサイズ直しについて / ゴールドのサイズ直しについて / プラチナのサイズ直しについて

リングのサイズ直しについて


リングサイズを小さくする場合

リングサイズを小さくするには数限りなく加工方法がありますが、大まかに分類すると主に以下の方法となります。 1. 2カ所を切って、縮める分をとる。 2. 少し圧力をかけて変形させる。 3. 内側に金属板などを付けて内径を小さくする

リングサイズを小さくする

指輪のサイズを小さくする場合、1の方法が一般的です。指輪をカットする場合は宝石や装飾のない部分を選んで切り詰めます。 しかし、この方法はつなぎ目が目立ってしまうことが多いことが欠点です。 そのため夢仕立では、指輪を切断した際に出る粉や地金片をあえてロウ材に混入させて使用し、元のリングの色合いに近づけるひと工夫をしています。 さらに、切断部分の断面をヘラやキサゲでなめらかにすることにより、断面か腹発生する蝋巣を極めて少なくすることで、サイズ直し痕を極限まで目立たない様に手間のかかる加工を行います。 またその上で、指輪の色にあった素材の18金メッキやロジウムメッキ(プラチナメッキという通称のある、プラチナ族の金属メッキです)を使って加工箇所をなじませています。この最後のメッキ仕上げによって加工箇所が目立たなくなり、擦過による傷に対する耐久性も上がります。 2の方法は1の方法とな異なり、切断を行わない加工方法です。 この加工方法はリング全体に均等に圧力をかけることでサイズを縮める方法ですが、リングの仕様や状況によって用いることができるかどうかが決まります。 宝石類がついていたり、彫金等が施されていたりするなど、リングの一部に均一ではない部分が存在している場合は、圧力を加えた際にその箇所に力が加わりすぎてしまって思う様なサイズ直しができないどころか、デザインが崩壊してしまうこともあります。 また、この加工方法でサイズ直しができる場合においても、0.5〜1サイズ程度のサイズ縮め加工が限界です。 そのためこの加工方法を用いることができるリングは少なく、あまりこの加工方法を選択することはないのですが、加工方法の選択肢の一つとして用いることができる場合はご提案をいたします。 3の方法は、リングの内側に板状の地金を貼り付けてリングの内径を小さくする方法です。 この方法もリングを切断しない方法ですが、リングの内側に刻印等が入っている場合は、リング全周において内部に板をロー付(溶接)してしまうと、刻印が消えてしまいます。 また全周にわたって板をロー付するということは、板厚は薄くても、リングを1本製作することとなりますので、加工代金も比較的高額となってしまいます。 そのため、この加工方法を用いる場合は多くの場合において、刻印のない箇所にだけ板を貼り付けて内径を小さくします。 このようにすることで、刻印に対する影響を最小限しつつ、サイズ直しの金額も抑えることができます。


リングサイズを大きくする場合

リングサイズを大きくするには 1. 1カ所を切って、大きくする分を足す。 2. 内側を削る。 3. 熱と圧力を加えて徐々に伸ばす。

リングサイズを大きくする

指輪サイズを大きくする場合は一カ所を切断し、その部分に金属を足す1の加工方法が主流です。しかし、この方法は同様につなぎ目が目立ってしまうことが多いことが欠点です。 そのため夢仕立では、指輪を切断した際に出る粉や地金片をあえてロウ材に混入させて使用し、元のリングの色合いに近づけるひと工夫をしています。 さらに、切断部分の断面をヘラやキサゲでなめらかにすることにより、断面か腹発生する蝋巣を極めて少なくすることで、サイズ直し痕を極限まで目立たない様に手間のかかる加工を行います。 またその上で、指輪の色にあった素材の18金メッキやロジウムメッキ(プラチナメッキという通称のある、プラチナ族の金属メッキです)を使って加工箇所をなじませています。この最後のメッキ仕上げによって加工箇所が目立たなくなり、擦過による傷に対する耐久性も上がります。 サイズを小さくする場合と同じように、つなぎ目が傷にならないよう18金メッキやロジウムメッキで丁寧に処理を施します。 2の加工方法は1の加工方法とは異なり、リングを切断しない加工方法で、リングの内側を全周に渡り均一に削ることでリングサイズの内径を大きくする加工方法です。 しかしこの加工方法はリングの厚みがあるリングに用いることでき、さらに耐久性に問題がない程度の地金の厚みを残さなければならないため、用いることができる場合でも1〜2サイズ程度が限界となり、リングによってはこの加工法を用いることができない場合もあります。 また、内側に刻印等がある場合は、基本的には全ての刻印が消失してしまいます。 宝石のct数や地金の刻印、文字刻印機械による彫金の文字等の彫金や刻印であれば、近い書体の刻印にて復元することは可能ですが、ブランドのロゴマークや特殊文字など、メーカーやブランド特有の刻印や彫金の復元はできません。(著作権や意匠に抵触するものは確実に不可ですが、それ以外はご相談ください) この加工方法は「内側の刻印等のみを避けて削る」ということはできず、全周に渡り均一に削る必要があるため、上記の条件に合うリングにのみ用いることのできる加工方法です。 3の方法は1や2の方法とは異なり、リングを切断したり削ったりしない加工方法です。 この加工方法はリングの延性によって選択が可能となる加工方法となりますので、同じブランドの同じシリーズの品物であっても、個体差によって用いることができる場合と、用いることができない場合があります。 また、この加工方法は個体差によりますが、1〜2サイズの伸長が限界となりますので、2サイズ以上のサイズ直しを行う場合は、この加工方法を用いることができないこともあります。 さらにリング全体を均一に伸ばしていくため、内側の刻印がある場合や外側にデザインがある場合は、わずかに既存の文字やデザインが横長になり、彫金等は深さが浅くなります。 しかしリングを切断することなく行うことのできるこの加工法は、均等にデザインが配置されているリングや、あまり切断したくないこだわりのリング(マリッジリングなど)に用いることは大変多く、多くのお客さまにお喜びをいただいております。 またこの伸長加工は地金の様子を具に観察しなければならない、実は大変繊細な加工方法でもあります。 無理に伸ばしてしまうと耐久性を損なってしまうだけではなく、デザイン自体を壊してしまう可能性もあるため、リングの状態を見極めつつ、適度な温度と適度な圧力を少しずつ時間をかけながら加えていくことが重要であるため、熟練の技術が必要となります。

指輪のサイズ直し 実例

ブランド品の指輪のサイズ直しについて

夢仕立で指輪のサイズ直しをするメリット

資格会員ディプロマ FGA 依田 宇弘

この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
日本宝石協会理事
夢仕立工房 ジュエリーデザイナー
依田 宇弘

Customer reviews

GoogleMapに実際に頂いた口コミをご紹介


mii様

評価 : ★★★★★

母から譲り受けた指輪のサイズ直しをお願いしました。とても丁寧な対応で仕上がりも美しく新品のように綺麗になりました。とても満足しています。またリフォームする際はお願いしたいです。


oni himawari様

評価 : ★★★★★

2度目の利用です。毎回とても丁寧な対応をして頂き、大切な指輪を安心して預けることができました。サイズ直しもとても丁寧で、大変嬉しかったです。


太田萌様

評価 : ★★★★★

指輪のサイズお直しをしていただきました。丁寧な接客と明朗会計で待っている間も楽しみに待たせていただきました。義祖母から譲り受けた指輪をこれからも大切に着用できます。どうもありがとうございました。


REMMA KUNO様

評価 : ★★★★★

14.5→8の大幅なサイズ変換でしたが、かなり綺麗に仕上げて頂きました。他店では、+-2号が限度でしたが、こちらで直していただけて良かったです。金属が14kでかなり難しい地金で楕円形に仕上がるかもしれないと注意もありましたが、仕上がりはかなり綺麗でした。サイズ直しがまた気になった時はまたお願いしたいと思います。


かずかず様

評価 : ★★★★★

指輪のサイズ直しをしました。丁寧に話を聞いて頂きありがとうございました。仕上がりもピカピカでした。 昔の指輪を今風にリフォームしました。普段使いが出来るようになりました。おまけにネックレスまで作れて大満足です。


Ai Abracadabra様

評価 : ★★★★★

リングのサイズ直しをしていただきました。 理想通りの仕上がりで大変満足です。 また利用させて頂きます!


恵様

評価 : ★★★★★

かなり平たく、薄い指輪を大変きれいに5サイズほど伸ばしていただきました。直したのがわからないほどです。 ありがとうございます。


丸杉貴世馬様

評価 : ★★★★★

サイズ直しは完璧で、サービスで研磨かけて綺麗にしていただけました。 また利用します。


yan様

評価 : ★★★★★

丁寧な接客で、サイズ直しのリングも綺麗に仕上がりました。


N.Kimura様

評価 : ★★★★★

前回同様、サイズ直しをお願いしましたが、対応も体はよく、出来上がりもとても満足しています。 今回もとても気に入りました。


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