この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
夢仕立工房 代表取締役社長
依田 光弘
ルビー、珊瑚、ガーネット、赤色の宝石などを使った指輪やピアス、ネックレス等のリメイクの製作事例。
夢仕立では、お手持ちのジュエリーを使う事によってお手頃価格でオリジナルのジュエリーにリフォームする事ができます。また、デザインは古いけれども思い出のある宝石を新しくリメイクして末長く使う事ができます。
赤い宝石と言えば、誰もが思い浮かべるのがルビーではないでしょうか。赤は、女性を美しく、艶やかに魅せることから、多くの女性に愛される宝石でもあります。小さくてもインパクトのあるルビーは、カジュアルからパーティシーンまで、幅広く対応できるのも魅力のひとつです。 ジュエリー工房夢仕立でも、ルビーを用いたオーダーメイドジュエリーを希望されるお客様がたくさんいらっしゃっています。また、ご親族から譲り受けたルビーを、ご自身の好みにあうようにジュエリーリフォームしたいというご依頼を多くいただくなど、人気の高さがうかがえる宝石です。
東京都のT様。ルビーのイヤリングを片方紛失したのですが、デザインと色が気に入っているのでもう片方作りたいとお越しになりました。 色石の場合、片方の石の色と形を合わせることは意外と手間がかかるものです。またなかなか合いません。 そしてマルチストーンの場合は尚更です。そのことを丁寧にお話させていただき、 片方を生かしてリングを作ることをご提案いたしました。 お気に入りのルビーのデザインをそのまま生かしたオリジナルリングです。お客様も大変お喜びでした。
神奈川からお越しのK様。ミャンマー産の綺麗な1.5UPのルビーです。珍しいカットです。 このかたちを生かした情熱的なくちびるデザインのリングをつくってほしいとのご希望で、ご来店されました。 爪を小さくしないとくちびるのかたちが巧く出ません。 強度も保持しなくてはいけないので、爪の厚みや止め方に工夫をこなして加工致しました。 大変気に入って頂き有り難うございました。
千葉県のH様。綺麗なルビーのルース(裸石)をお持ちになりリングの製作を承りました。このルビーは大変綺麗な石です。ご本人はあまり周りを飾らずスッキリとしたがきゃしゃなのはチョットと言うご希望です。多少腕が太いかもしれませんがとお断りしてこのデザインをご提案させていただいたところ、これくらい太いほうが好みですとおっしゃられ、おつくりすることになりました。
名古屋からお越しのA様。ペンダントだったものが壊れてしまい、ルビーだけ残ってしまったそうです。 思い出があるので何とか利用したいとのご希望です。 ペンダントはもういやとのことでしたのでリングをご提案させていただきました。 小粒の石ですので、そのままでは映えません。 そこで、石が揺れる構造にし、さらに先端に小粒のダイヤモンドメレーをセットし、キラメキが出るようにいたしました。
横浜からお越しのK様。ペンダントの石が取れてしまった。とのことでルビーをお持ちになりました。 石は綺麗なので今度はリングにしたいとのことでした。石を縦にセットし、腕を多少絞りスッキリしたデザインをご提案させていただきました。 色が濃い目のルビーでしたので、石座の裏を抜き、横にはスリットを入れ、光の入る部分を多くしましたので、色が明るくなりました。
海外でご主人が購入されたルビーのルース(裸石)をお持ちになりました。デザインを2~3ご提案させていただきました。一旦お見積もりさせていただいた後、最終デザインの加工を承りました。
お母様が亡くなられた際に譲り受けた指輪だそうですが、ルビーが天然か合成かずっとわからなかったそうです。夢仕立では店頭で簡易口頭鑑別を無料で常時行っていますので、そのことをHPをみて夢仕立へお越しになられました。 店頭での簡易鑑別で合成ルビーだということがわかりました。簡易鑑別を無料で行っている宝石店は極めて少なく、また信用ができる店舗で相談したかったそうで、簡易鑑別サービスについて大変お喜びになられていました。 結果は合成石でしたが、お母様の思い出の形見の指輪ですのでそのこととは関係なく肌身離さずつけていたいということで、ファッションを選ばずに付けられるシンプルなデザインのペンダントにジュエリーリフォームしました。出来上がったお品物を見て予想以上の出来栄えに大変お喜びになられていました。
一文字のリングは3〜40年位前にとても流行したデザインのリングで、ルビーだけではなくダイヤモンドやサファイア、エメラルドなどの一文字リングもあります。どのリングもこの様に唐草模様が施されていて高さも高く、今では古いイメージのリングの一つとなっています。 とくにこのリングのように四角い石の一文字はリフォームするにも難しく、「石を乗せて留めるだけ」という一般的なリフォーム店ではこの石に対応するデザインはほとんどありません。 しかし夢仕立では全てのジュエリーデザインをオリジナル、オーダーメイドで製作することができますので、このようなリフォームでデザインしにくい宝石でもオーダーでリング製作を行うことができます。 今回のお客様のご要望は「ボリュームがあって華やか。さらにシンプルで使いやすく」ということでしたので、普段から使用しやすいように高さを抑えたデザインパターンをいくつかご提案させていただきました。 コンビのリングはアクセントもあって華やかです。さらにメレダイヤもキラキラと光り、中心のルビーの色合いを引き立てます。 デザイン画の段階でとても気にいっていただいていたのですが、出来上がりの品物はもっと光り輝き素敵な仕上がりにお客様も大満足なされていらっしゃいました。
バブル全盛時代に流行ったダイヤモンド三重取巻きのルビーリングです。 御主人が記念のプレゼントとしてご購入。当時は誕生石だったので大喜びでいつもつけていたそうです。 その後赤色が似合わない時期があったためタンスに入りっぱなしだったそうですが、 最近になって出してみたら色が良いので又着けたいと思いリフォームにお持ちになりました。 ルビーは不思議な石で、肌の色との関係なのでしょうか? 若い人も、年配の人もどちらも日本人は似合うのです。 今回はペンダントにしたいとのリクエストで、センターだけでも良し、サイドの馬蹄形だけでも良し、組み合わせても良しと、スリーウエイの馬蹄形ペンダントをご提案させて頂きました。 材料も出来るだけ有効に利用させて頂きました。
埼玉県のO様。 プラチナナ/K18コンビのダイヤモンド取り巻きのルビーリングお持ちになられました。 ヘッドのデザインが気に入っているので、出来ればヘッドをそのまま生かしてリングを作りたいとのご希望です。 このような元枠を利用した部分加工のご要望も良くご相談されます。 「リングの頭はそのままで腕だけつける」と言うことは一見簡単そうに思われますが、そう単純ではありません。 1:リングの頭の部分だけが外せるか? 2:ヘッドの下部と腕とが都合よく接合できるか? 3:ヘッド下部の底の部分の加工が可能か?リングの底の部分の曲面とペンダントの底の部分の曲面はまるで逆になる為、何がしかの蓋が必要。 これらの点を検討する必要があります。場合によっては新規に加工した方が安く出来る場合も少なくないのです。 今回はたまたま3点がクリアできましたので、お受けすることが出来ました。単純な修理とは違いますので、それの工賃はかかります。 お見積もりを出させていただき、ご検討いただいた上での加工となりました。
東京都のK様。40年位前の18金ファッションリングとスタールビ-のリングをお持ちになり、ペンダントとリングにリフォームしたいとのことです。お母様が使っていたものとか?なるべくシンプルに言うことでしたので、全ての材料を利用してこの二つをお作りいたしました。ルビーに使ってあったダイヤモンドとファッションリングでダイヤモンドエタニティーリングをそしてルビーのリングはペンダントにしました。
東京都のY様。お母様のお知り合いが作られた手作りのクロスペンダント。 その中央にはやはりおばあ様大切にされていたルビーがセットされています。 今回海外に赴任するにあたり、お気に入りのクロムハーツのペンダントにルビーをセットして、 身につけていきたいとお越しになりました。お母様のお知り合いが作られた手作りの クロスペンダントも生きるよう石だけを丁寧に外し、ご指定の言葉をドイツ花文字で外周に彫りました。
希少価値の高い「宝石の女王」 ルビーは、コランダムと呼ばれる鉱物のひとつで、1%の不純物が含まれることで赤い色を得た宝石です。不純物の量が多くても少なくても、宝石の価値は全くなくなることから「奇跡の宝石」とも呼ばれています。 ルビーの産出国はミャンマー、タイ、スリランカなどの東南アジアが中心で、不安定な政情から供給量が安定しないこともあり、年間の産出量はダイヤモンドの約1/30と希少価値が高いのが特徴です。 ルビーの色は、一概に赤と言ってもバリエーションの豊富さが特徴です。最高級であるミャンマー産のビジョン・ブラッドは深紅、スリランカ産に多く見られるチェリー・ピンクは明るめで透明度の高い赤など、産地によって色合いが異なります。一般的に赤みが強いほど価値の高いルビーとされていますが、濃くなりすぎて透明度が低くなり、黒みが強くなると価値が下がります。 ルビーのパワー 7月の誕生石であるルビーは、その赤い色から血や炎をイメージさせ、情熱や愛情、命を象徴する石と言われています。心身の健康を保ち、日々の活力を高めるとして、古くから愛されてきました。インドでは、幸せな人生を送るためのお守りとして、大切にされてきた宝石です。 こんな方にルビーはおすすめ 【勝負事に勝ちたい】、【感性を高めたい】、【愛情を手に入れたい】、【女性らしい美しさを高めたい】、【生命力あふれるパワーが欲しい】
ルビーの赤は、ファッションのポイントとして取り入れるにはピッタリ。リングやネックレス、ブローチやブレスレットなどさまざまなジュエリーに用いられています。また色調のバリエーションが多く、自分の肌の色味に一番映えるものを選びやすいのも魅力ですね。 ルビーは、お手入れのしやすさも魅力 ルビーはダイヤモンドに次ぐ硬度を持つため、傷がつきにくく、日常使いしやすいのが嬉しいポイント。お手入れも簡単で、基本的には柔らかい布で乾拭きするだけで十分です。汚れが気になる場合は、中性洗剤の入ったお湯にしばらく入れておき、柔らかいブラシで汚れを落として水ですすげば美しい輝きを取り戻します。
珊瑚(サンゴ)は真珠などと同じ有機物の宝石です。ゴツゴツとした岩のような姿をしていながら生き物であり、産卵によって繁殖します。古くから日本近海でも採取されてきましたが、近年では個体数を減らしており、珊瑚を素材にしたジュエリーは大変貴重なものとなっています。今回は、深みのある紅色のジュエリーである珊瑚の魅力とジュエリーリフォームの実例をご紹介します。
希少さと美しい赤色で世界的に人気の高い珊瑚から、多くのジュエリーが作られています。お手持ちの珊瑚のジュエリーのデザインが古くなったとお感じなら、ジュエリーリフォームを活用して新しいデザインとしてよみがえらせることができます。珊瑚を使った指輪の場合はリング部分を新しくしたり、指輪からピアス、ペンダントなどへリフォームしたりするなど、まったく異なるジュエリーにもできます。 ジュエリーリフォームなら数多くの実績のある、ジュエリー工房夢仕立にお任せください。デリケートな珊瑚じゃ確かな技術力を持った職人の手により加工。美しい色味と削りだされた形状を崩すことなく、新しいデザインとして新たな幸せをもたらします。
とても古い珊瑚のリングのリフォームのご相談です。アンティーク一歩手前、と言ったところでしょうか。お客様のおばあさまからいただいたリングだそうですが、デザインが古く、珊瑚もとても高くマウントされていて使い難いのでペンダントにしたら使えると思い、ご来店いただきました。とても大きな珊瑚ですので、リングとして使用するにしても少し高さを抑えないと装着時にグルグルと回ってしまい、煩わしいリングになってしまいます。このような縦長の大きな石はペンダントやブローチに向いていますね。 お客様はお気に召さないと仰られていましたが、この珊瑚のリング、なかなか凝ったデザインでした。 おそらく「珊瑚」ということで、波をイメージした石座の横には、マーメイドの尻尾のようなデザインが施されています。 職人さんの遊び心が伺えますね。 今回の珊瑚のリングはシンプルにしたいということでしたので、作り直しましたが、シトリンなどの黄色透明石や海の宝石アクアマリンを入れても素敵になりそうです。 さらにこの枠を使って将来ブローチにしても良いのでは、というお話もさせていただきました。 珊瑚もかなり色艶の良い状態で残っていましたが、表面研磨で軽く小傷を取り除き、新品同様になりました。 シンプルなペンダントですが、真っ赤な珊瑚がポイントとして引き立ちますので、カジュアルな装いでも全体のコーディネイトを引き上げてくれるアイテムになると思います。 赤色の石ですので、バッグや靴などの小物と合わせると、ファッションのバリエーションも広がります。 仕上がりには大変ご満足をいただき、また元枠の使い道を考えるとのことでした。
枝サンゴを研磨して、ペンダントブローチへジュエリーリフォーム お土産で買ってきたという大きな枝サンゴを綺麗に研磨して、ペンダントブローチへジュエリーリフォームしました。 お土産で買って来たものの、どのようにしたらジュエリーにできるか全くわからないということで、悩んでいらっしゃったそうです。 どうにかジュエリーにしたいという思いはあったそうですが、他店ではどこも「全く加工できない」と断られてしまったそうです。 枝珊瑚は内部がどのような構造になっているかによって加工方法やデザインを変えなければならないため、珊瑚の成長の法則やその珊瑚の特性を見極めるため、宝石学の知識が必要不可欠です。 そのため、通常のショップでは扱うことができず、そのよう答えられてしまったのかもしれません。 もちろん夢仕立では、加工可能です。 珊瑚の表面模様や内部構造をよく観察すれば、どの部分を活かしてどの部分が使えないかということが分かります。 もっとも良い色合いをよく見せて、さらに大きさもできる限り残して、この枝珊瑚の存在感を出すためには、どのようなデザインが良いか、いろいろなデザインを考えました。 その結果、まずこの珊瑚を生かすためには、ペンダントブローチがもっとも適しているという結論に至りました。 ちょうどお客様もブローチになされることを考えていらっしゃったそうですので、2WAYで使用できるペンダントブローチをご提案致しました。 採取する珊瑚の形を考えて、いくつかお客様のご提案をさせていただきました。 その中から竜宮城の珊瑚の宝物をイメージした、こちらのデザインに決まりました。 出来上がりもイメージ以上で、さらに画像の通り、表面研磨により珊瑚が光り輝いています。 この表面研磨でジュエリーの価値は1つも2つも価値が上がります。 お客様も素晴らしい出来上がりに大変感動なされ、とても喜んでいらっしゃいました。 貴重な枝珊瑚の加工に携わることができ、私たちも大変嬉しく思います。 お品物名 プラチナ/K18ペンダントブローチ お持ちになったジュエリーの下取り地金 無し お持ちになったジュエリーから加工に使用したお石 サンゴ1個 DATA 加工納期:約1ヵ月 加工代金:¥350,000〜
サンゴの丸珠の穴を利用してWGのダイヤモンド入りバチカンをつけました。 サンゴ珠は少傷で表面が曇っていましたので、表面研磨をしました。
東京都のT様。お母様から頂いたサンゴリングをお持ちになり、大きすぎて指に合わないのでペンダントにしたい、というご希望です。 メレダイヤモンドが沢山ついていましたのので、全て利用するご提案もいたしましたが、あまり豪華なデザインはお好きではないということでしたので、バチカン部分に少し利用いたしました。 残りはまたお時間をおいてリフォームのデザインを考えたいそうです。リフォームのデザインを考えている間も、ジュエリーの楽しい要素ですね。
千葉県からお越しのS様親子のお客様です。 サンゴの指輪とサンゴのイヤリングをお持ちになり、リフォームのご依頼いただきました。 昔セットとしてご購入なされたものだそうで、血赤サンゴは高価なお品物だという事です。 この度お母様がお嬢様に譲られるというお話しをしたところ、このデザインはお嬢様のお好みとは合わないという事で、リフォームのご相談にいらっしゃって頂きました。 お嬢様はイヤリングではなくピアスがお好みですので、イヤリングからピアスへ。 リングは普段にも使いたいということで、ペンダントにリフォームいたしました。
千葉からお越しのN様。珊瑚のリングのリフォームです。このサンゴ、実は両穴の珠です。 かんざしか何かに使われていたものでお母様がご使用になられて、 それを譲り受け一回加工しているとのことででした。 もう少しフォーマルにも使えるデザインをとのことでした。 あまり重くならないよう、割腕にして、穴を飾り爪で隠すデザインをご提案させていただきました。
加工してジュエリーにできる珊瑚を「宝石珊瑚」と呼び、日本やハワイを中心に水揚げされています。珊瑚の価値は色味によって決まり、深い赤みを持つ色ほど高価で、薄いピンク色に近づくほど安価になります。 深い赤みの珊瑚は「血赤珊瑚(チアカサンゴ)」と呼ばれ、血液が固まったような色味が特徴。高知県を原産地として世界的に有名です。「ヒ」と呼ばれるヒビや表面の色ムラが少ない珊瑚ほど高価になります。「フ」と呼ばれる白い斑点模様も少ない方が価値がありますが、こちらは日本近海で採れた珊瑚にしかない特徴であり、国産であることを証明するものです。 珊瑚は「炭酸カルシウム」という成分でできており、非常に柔らかい素材なので取扱いには気を配る必要があります。指輪やブローチ、帯留めとして身に着ける際には、擦って傷をつけないように気をつけましょう。また、珊瑚は酸性に弱く人の汗が付着することで変色してしまうため、ピアスやブレスレットの場合、身に付けた後はきれいな布で汚れを拭き取る習慣をつけましょう。
価値のある珊瑚はプレゼントとしても人気が高く、結婚35周年を祝う「珊瑚婚式」の贈り物にもなっています。珊瑚婚式は「3(さん)」と「5(ご)」のごろ合わせによるもので、35年の夫婦生活を長い年月をかけて成長する珊瑚になぞらえて行われるものです。 シチュエーションにもこだわるなら、サンゴ礁の見える沖縄やハワイなどで珊瑚婚式を挙げるのもロマンチックでいいですね。奥様へのプレゼントには、珊瑚のネックレスや指輪、ブローチなど日頃のファッションに合わせやすいアイテムが喜ばれるでしょう。 自由度の高いデザインにこだわるなら、オーダーメイドジュエリーもおすすめです。素材となる珊瑚を用意し、リングやチェーンなどの金属部分と合わせて自分好みにデザインすることができます。
とても綺麗な赤いお石のついたリングでしたが、石座が高く脇の装飾が多かったため普段使いができないためリングのリフォームの相談でご来店いただきました。脇の石をすべて取り石座を低くし、真中の石だけを使い石の向きを縦向きから横向きに変えました。向きを変えシンプルな一粒石のリングにすることにより、日常着けやすく今風なデザインになりました。
少しダイヤを入れて普段使いし易いデザインにとのご希望で、デザイン画からの製作となりました。お母様の思い出のお品物が新しく生まれ変わり、いつも身に付けている事で供養にもなります、ととても喜んで頂けました。
赤いお石に、無色透明石の取り巻きのリングです。リフォームをご検討でお持ち込み下さいました。店頭にて、当店オリジナルのサンプル枠をご覧いただきながらお客様のご希望のデザインを決めていきます。今回は、気になられたサンプル枠をベースに、デザイン画をお描きして製作を進めていきました。 お持ち込みのリングからお石を外し、新しく製作したプラチナのリングにセッティングしていきます。センターの赤いお石を引き立てながら、サイドにメレが並んで輝く、とても繊細で華やかなリングへと生まれ変わりました。
リングは普段使う機会がないため困っているとのご相談。譲り受けたお品物なのでデザインは大きく変えたくないとのご希望で、元々の取り巻きデザインをそのまま活かしたペンダントに加工しました。両吊りの付け根に赤石を配置したのもお客様のアイデアです。ご希望どおりの仕上がりにお喜びいただけました。
御祖母さまからお母様、そしてお客様へ脈々と受け継がれてきたお品物ということで、お守りのように日々使える形になさりたいとのご相談でございました。ご希望のデザインをお伺いしながら、石の簡易鑑別、合わせるチェーンの種類まで丁寧に時間をかけてお打ち合わせを重ね、製作へ。取り巻きだけでなくバチカンにもダイヤをあしらっておりますので、遠目から見ても全体がきらきらと輝く、存在感たっぷりのお仕上がりです。プラチナと中石のお色味の調和も美しく、ご要望通りの素敵なペンダントになりました。 お客様は「本当に気に入りました」と大変ご満足いただけたご様子で、早速お着けになって行かれました。ご家族の思いを受け継いだペンダントは、新たな形でお客様に寄り添い、ともにこれからの歴史を紡いでいくことでしょう。
東京都のM様。2種類のタイタックのリフォームです。 石座の大きなタイタックをシンプルなWG製ピアス2つにリフォームしました。 今回は片方づつお作りになりましたが、夢仕立ではお客さまのご希望の石を揃えることも可能です。 1つ石のものを同じ石をお探しして対のピアスを作成する事も可能です。
大田区からお越しのK様。海外のミネラルショーで入手されました珍しいロードクロサイトの裸石(ルース)をお持ちになりました。 詳しく拝見いたしましたところ、石そのものはさほど珍しくはありませんが、色と透明度とが抜群に良く、更にインクルージョンがきわめて少ない高品質なものでした。 ドロップのペアーですので、イヤリングにするのが最適と思いました。お客様も最初からそのもつもりでおられました。 加工に当たっては、この素晴らしい石そのものを強調する為に余分な装飾はせず、シンプルなデザインにいたしました。 また、この石の弱点である碧開性から守るべく、台座(フレーム)をしっかりと造り爪でとめました。更に裏面にて接着剤で補強いたしました。
大阪市のK様。ピンクトルマリンの綺麗な裸石の特注品です。 あまりに綺麗ない石ですので、あらゆる角度から光が入る透かしの構造にして、両サイドからスライドで石を留めました。 Ptでは重たくなるので、あえてWGでつくりました。当工房でも話題になった商品の一つです。 お客様も大喜びでした。
この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
夢仕立工房 代表取締役社長
依田 光弘