この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
夢仕立工房 ジュエリーデザイナー
依田 優子
青く美しい輝きを放つサファイアは、ダイヤモンドやルビーに勝るとも劣らない人気の宝石です。澄み切った空を彷彿とさせる色合いから、「空の宝石」とも称されています。
ジュエリー工房夢仕立でも、オーダーメイドジュエリーを彩る石として人気のサファイア。9月の誕生石として選ばれるだけでなく、花嫁の幸福のおまじない「サムシングブルー」にあやかって、結婚指輪にサファイアを使いたいというオーダーも多く寄せられます。
サファイアと聞くと、多くの方が美しいブルーを想像することでしょう。明るく柔らかみのある色・コーンフラワーブルーは、サファイアの最高級品として知られています。そのほかにも、深みのあるシックな雰囲気が魅力のロイヤルブルー、美しい夜景をイメージさせるミッドナイトブルーなど、一般的にサファイア=ブルーのイメージが強いはずです。 しかし、サファイアにはブルー以外にもさまざまなカラーバリエーションがあります。華やかなピンクサファイア、神秘的なバイオレットサファイア、黄金の輝きを放つイエローサファイアなど。日常使いできる宝石が欲しいけれど、ダイヤモンドやルビー、ブルーサファイア以外の色を使いたいときなどにおすすめです。
お手持ちのサファイア3連ペンダントとサファイアのリング、ダイヤモンドリングの全てを使って1つのリングにジュエリーリフォームしたいというご相談です。お手持ちのジュエリーを全て使って欲しい、というご相談はジュエリーリフォームではよくあります。 ペンダントと異なりリングはあまり大きくしすぎると使いにくくなってしまいますので、できるだけすっきりとしたデザインを心がけました。また、お客様の好きなジュエリーの雰囲気をお伺いし、サファイアをコーンフラワーに見立ててデザインを作りました。 たくさんの宝石を使いましたが、とてもすっきりと仕上がり、さらにオリジナリティ溢れるリングを製作することができました。できあがったリングを見てお客様も大変お喜びになっていらっしゃいました。
19ctの大きなブルーサファイアのリングをジュエリーリフォームしたいというご希望のお客様のお品物です。以前スリランカでご購入なされたブルーサファイアを一度リングにしたそうですが、デザインをお任せで頼んだところ、このようなリングになってしまったとのことでご相談んにいらっしゃいました。 このサファイアはかなり透明度が高く、明るい色の綺麗な石なのですが、このように地金で覆ってしまうと、そのすんだブルーの色を損ねてしまいます。 このサファイアにはなるべく地金で光を邪魔しないように、そして小さいダイヤモンドで色を引き立たせる効果が一番だと考え、いくつかデザインをご提案致しました。 お気に召していただいたデザインで作る際も、サファイアの色合いを損ねないように工夫しながら加工を致しました。 出来上がりのお品物は繊細かつ華やかで、サファイアのブルーが綺麗に輝く出来栄えになりました。 お客様も以前のものとは別物だと仰られ、大変感激なさっていらっしゃいました。
東京都のS様。お母様より譲り受けたサファイアのゴージャスなリンング。 これじゃ付けていくところが無い。とリフォームにお見えになりました。 まだ20代のお嬢さんです。なるほどこのデザインでは着けられませんネ! ごくシンプルなデザインにリフォームです。全く表情がかわりました。 普段につけられると大喜びです。 綺麗なダイヤモンドが沢山お手元に返りましたので、また何かお作りする場合にお役立て下さい。
東京都のD様。ブルーサファイアのペンダントです。 お母様からいただいたものですが、シンプルなリングが好きとのことでした。 石が少し小さい為ダイヤモンドをあしらったほうが見栄えは良くなるのですが、スッキリがお好みとのことでこのデザインになりました。
仙台よりお越しのN様。バブル時代にご購入されたサファイアのリング。 その当時はこのデザインのように重厚なデザインが大変はやりました。 服装なども当時はずいぶんバデでした。 今はシンプルなデザインが主流になっているような気がします。 できるだけ元リングの材料を生かし、石を横に使ったデザインをご提案させていただきました。 仙台よりわざわざ起こし頂き、誠にありがとうございます。
東京にお住まいのS様。ダイヤモンドリング2点、サファイアリング1点、結婚リング2点をお持ちになり、全部使ってペンダントを作りたいとのご注文です。 ご使用になる状況等を色々お聞かせ頂き、デザインをご提案させていただきました。
東京都のA様。K18台のファッションリング3本をお持ちになり、その中のサファイアを生かしたリングを1本作りたいとのご希望です。拝見したところサファイアにはキズも無く、またメレーダイヤモンドも綺麗なのがございましたので、綺麗な石は利用いたしまししょうとご提案させて頂き、このデザインに決まりました。スッキリとしたサファイアリングができ上がり、大変喜んでいただきました。ありがとうございました。 このように複数点の商品から綺麗なものを選別して1つの商品にリフォームする例もたくさんございます。
東京都のN様。ご主人の赴任先でご購入されたサファイアのルース(裸石)の加工の以来です。しっかりしたキズの無い石ですので普段にも使えて、しかもオシャレなデザインをご提案させていただきました。奥様もご主人様も気に入っていただき、ありがとうございます。
サファイアのルースをバンコクでご購入。リングをオーダーメイドで製作してサプライズで奥様にプレゼントするそうです。 モダンなデザインにしたいといろいろ考えて、このデザインに決まりました。 しかし、指輪のサイズもご存知なく、「なんとかサイズ調べます」と言ってお帰りになったのが印象的でした。 出来上がり時には奥様とご一緒にご来店されました。奥様はビックリ!大はしゃぎでした。お幸せに!
東京都のF様。一時代前のデザインのサファイア一文字リングです。 色は綺麗なのですが地味なので、シックなペンダントにしたいとのことでした。 拝見したところ、2石は欠けていましたが、3石は大きな欠陥も見当たりませんでしたので、この3石を利用した縦長のペンダントをご提案させていただきました。
神奈川県の横須賀基地からお越しのS様。ブルーサファイアのルースをお持ちになり、リングに加工したいということでお二人でご来店を頂きました。 サファイアは奥様の誕生石で、お二人で海外旅行された時にご購入されたそうです。 ほとんど内包物のない綺麗なサファイアでした。お気に入りのデザイン画掲載された雑誌をお持ちになり、そのデザインの様な雰囲気での製作をご希望です。 雑誌の石はお持ちになった石よりかなり小さいものでしたので、実寸大のデザイン画を作成してご説明させて頂きました。 バランスをとるためにサイドのダイヤモンドが増えてしまいましたが、大変ご満足を頂く事が出来ました。
東京都大田区からお越しのH様です。お友達に相談したところ「夢仕立工房」を薦められましたので参りましたとのことです。 お持ちになられた商品はプラチナのブルーサファイアリングです。 お母様から譲り受けたものとか?サファイアの色は素晴らしいのですが、いかにも一昔前のデザインです。 色々お話を伺いデザインをご提案させていただきました。 最終的にはメレーダイヤモンドではなく、同じブルーサファイアをサイドにあしらい、少しひねりを入れたこのスッキリしたデザインに決まりました。 お勧めいただきましたご友人にも早速見せられると言っておられました。ご友人に宜しくお伝えください。
おばあさまから受け継いだ古いサファイアのリングのジュエリーリフォームのご相談です。 せっかくいただいたものだけど、デザインも古いため使いにくいので、ジュエリーリフォームで使いやすくしたいというご希望をいただきました。 普段から大きな宝石の指輪は使わないとのことでしたので、シンプルなペンダントをおすすめ致しました。 サファイアのサイドには小さなメレダイヤがついていましたので、そのメレダイヤも利用したペンダントをご提案しました。 全ての素材を使い切り、さらにさりげない新しいジュエリーに生まれ変わりましたので、お客様も大変ご満足なされていらっしゃいました。
東京都のT様。サファイアとダイヤモンドのファッションリングのデザインをそのまま生かしてペンダントに加工したいとのご希望です。精巧に作られており、これだけ石が蜜集していると、曲面を平面に加工することは困難です。そこで、多少加工賃がかかりますが、曲面をそのままにして、フレームでデザインするご提案をさせていただきました。見事に生まれ変わり、お客様は大喜びでした。
神奈川県のM様。WGのサファイアリングを動きのあるデザインにリフォーム。お母様より譲り受けたリング。 地金が薄く、石座と石のマッチングがゆるく、石が動いていましたが、石はキズもなくとても綺麗でした。 プラチナ製でひねりを加え、しっかり作りにしました。シンプルですが、石の綺麗さが際立つデザインです。
横浜のY様。元々3年ほど前、銀座店で当社が加工させていただいたリングです。 サファイアの間にダイヤンダイヤモンド入れたいとのご希望で、この度は横浜元町店でご来店いただきました。 再度のご下命ありがとうございます。引っかからないよう、ダイヤモンドをチョコ留めで留めました。
オーダーメイドのお品物。サファイアの裸石をペンダントに加工。 いろいろなデザインの中から最終的にこのデザインに決まりました。 バチカン部分に大粒のダイヤモンドを使い、その裏にチェーンを通しました。 ダイヤモンドの輝きとサファイアの青色がとても綺麗にゆれます。 チェーンは抜け落ちない構造になっています。
横浜からお越しM様。豪華なテーパーダイヤモンド取り巻きのブルーサファイアのリングをお持ちになり、すっきりしたデザインにリフォームしたいとのご希望です。実家のお母様の形見とか。生前から一人娘のご本人様に「いずれ譲るので大事に使ってね」と言われていたものだそうです。拝見したところ極めて高品質です。 大切にお使いいただけるよう、豪華な取り巻きのデザインではなく、腕にダイヤモンドをあしらうデザインをご提案させて頂きました。こうすることによりよりスッキリしたデザインになりました。こうして代々受け継がれていくのも宝石の持つ魅力の一つではないかと思います。 思い出に繋がる加工をお手伝いさせていただいたことに深く感謝申し上げます。
サファイアは、神の恩恵を受ける石として司教など聖職者の指輪に用いられてきました。聖職者たちが指輪をはめた手で信者たちに触ることは、救いを与えることを意味しています。また、邪気を払い、災いから身を守る力があるとして、イギリス王室をはじめとした多くの王族に愛され、王冠などの宝飾品にも使われている宝石です。
サファイアはダイヤモンドに次ぐ硬度で、傷がつきにくい特徴があります。日常的に使いやすいのは魅力ですが、その反面、油汚れや細かな埃が付きやすいので、定期的にお手入れをして、美しい輝きを保つようにします。使用後は柔らかいクロスで乾拭きをしましょう。時々中性洗剤を入れたぬるま湯につけ、柔らかい刷毛などで磨いた後に丁寧にすすぎ、しっかりと水分をふき取ってあげます。きちんと手入れを行えば、親から子へジュエリーリフォームをしながら受け継ぐことも十分に可能です。
9月の誕生石であるサファイアの石言葉は、誠実さや慈愛、英知など。穏やかなブルーの輝きは、心の乱れを落ち着かせて穏やかな状態に導いてくれるとされ、冷静な判断力や客観性などが必要な場面にも適しています。 こんな方にサファイアはおすすめ 【心を穏やかに保ちたい】、【知性やインスピレーションを高めたい】、【災いから身を守りたい】、【コミュニケーション力を身につけたい】、【幸運を呼び込みたい】
東京都からお越しのK様。ブルートパーズのドロップ型ルースです。 予算が少ないのでなるべきシンプルにとのご希望です。 一番簡単なのはトップにバチカンをつけるデザインですが、これではトパーズがかわいそう。 そこでこのデザインをご提案させていただきました。
東京都のT様。ドイツで見つけた綺麗な石ということでご相談に参られました。 石は検査の結果ブルートパーズでした。なんとも綺麗なカットです。 ドイツは石のカットでは長い歴史を持ち、今でも多数の職人が石の研磨に従事しています。 石が大きいのでこれだけで十分と思い、石のカットの美しさを押し出したシンプルなデザインをご提案させていただきました。
東京都のH様。ブルートパーズのルース2石をお持ちになり、「何か作りたいのですが、予算はあまりかけたくない」とのご希望です。色々ご提案させていただいた中、このピンブローチをおきに召していただきました。シンプルで飽きないデザインです。
春の訪れとともに結婚式シーズンに突入する3月。多くの新婚カップルが誕生し、参加するだけで幸せな気持ちになれる結婚式や披露宴が開かれます。そんな3月の誕生石であり、結婚にも“深い関係”があるのがアクアマリンです。
薄い水色で透き通る海のような輝きを持つアクアマリン。その由来は、ラテン語で水を意味する「アクア」と、海を意味する「マリン」からきています。アクアマリンはエメラルドなどと同じベリルという鉱物の一種です。ベリルは含まれる成分によって様々な色に変化する特徴があり、その中でもスカイブルーの色味を持ったものをアクアマリンと呼んでいます。
アクワマリンのリングをご主人が海外でご購入なさり奥様にプレゼントなさったのですが、石が大きくて着けられないと長年タンスの中にあったそうです。 ご主人に「どうしてしないの」と問われ、訳を話したところ、「それじや気に入ったデザインに作り直せば」とのアドバイスがあったので、参りました。とのことでした。 親指の爪を一回り大きくしたくらいの立派なアクワマリンです。 ペンダントをお勧めしました。色が綺麗なため、ダイヤモンドを少しあしらい、光と色の対比を際立たせ、ドロップ型シェープを生かした動きのあるデザインをご提案させていただきました。軽くするためWGで作りました。
東京都のO様。アクアマリンのルースを使用した8分音符のオリジナルペンダントへのジュエリーリフォームのご注文です。 音楽家の方で、長年8分音符のペンダントを欲しいと思っていらっしゃったとのことでご来店くださいました。 8分音符のペンダントでも様々なデザインを作ることができますので、その場でラフ画を作成して色々とご提案させていただきました。 その中から最も使い易い、このデザインをお選びになりました。 このデザインは装いを選ばず、他のジュエリーとの相性も良いので、今後は大活躍しそうです。
東京都のA様。大好きなアクワマリーンのペンダントを落としてしまい一部がかけてしまったので、なんとかしたいというご相談のお客様。 拝見いたしますとハート型の尖った部分が一部かけていました。 そこでその部分をうまく隠し、元々のペンダントの部材を全て利用した、 縦長のスイングペンダントをご提案させていただきました。
アクアマリンはギリシャ神話の中で「海の精の宝物が浜へと打ち上げられ宝石になった」と伝えられています。また、18世紀のフランス王妃マリーアントワネットも愛した宝石の1つとしても知られています。現代でもロマンチックな誕生石として、3月生まれの人だけでなく多くの人々から愛されるジュエリーとして身につけられています。
アクアマリンは家族や夫婦など人間関係に潤いをもたらすとされており、とくに幸せな結婚を願う女性から人気の高い宝石です。結婚後いつまでも夫婦円満でいられるようにと、「永遠の幸せ」のお守りとして身につけられる方もいらっしゃいます。
アクアマリンは贈り物としても喜ばれます。3月生まれの方へ向けてのプレゼントや、結婚祝いにもおすすめです。
【幸せな結婚を願っている】、【夫婦仲を安定させたい】、【円満な人間関係を望んでいる】、【ストレスで疲れた心を癒したい】、【健康になりたい】
アクアマリンをいつまでも美しく保つには、日ごろのお手入れが欠かせません。表面には汗や皮脂がつきやすいため、身につけた後は、柔らかい布でふき取るようにしましょう。 宝石箱の中にしまい、風通しの良い暗所に保管してください。 また、アクアマリンは硬度が高く、比較的傷つきにくい宝石ですが、一緒に保管している他のジュエリーを傷つけてしまう恐れがあるため、別々に保管する必要があります。
埼玉からお越しのG様。ブレスレットのブルーダイヤモンドをリングにリフォームのご注文です。 ブレスレットは何回か落とされた経験をお持ちで、その為もうブレスレットは危険だと判断されたそうです。 ダイヤモンドはあまり大きくはありませんでしたので、爪先をなるべく小さくしたデザインをご提案させていただきました。
東京都のS様。ブルーダイヤモンドのファッションリングです。お嬢様二人にプレゼントだそうです。同じデザインにして欲しいとのことで、シンプルで、爪を使わない、引っかからないこのデザインに決まりました。
東京都のM様。青色石のピアスの片方をなくしてしまったのですが、思い出深いものなので、一つを生かして何か造りたいとのことです。 拝見いたしましたところきれいな石です。 カットはドロップカットです。そこで、ドロップのフォルムを生かしたシンプルなペンダントをご提案させていただきました。 石座(フレーム)もそのまま利用いたしましたので、思い出もそのまま継続されると思います。
ご主人が海外駐在時代に現地の有力者の紹介で購入したリングをお持ちになりました。 石は間違いないと思うのですが、作りは今ひとつと思っていますがどうでしょうか? この際、石の価値に見合った造りにしたいと思っていますので宜しくお願いしますとのことです。 拝見いたしますと、お話の通り、石は本当に見事です。 ご購入された年代から推測いたしますと、現在では入手が困難な非加熱のナチュラルストーンと思われます。 お話の通り、この石にこの加工は不釣合いと思います。普段にも着けられるデザインで石の魅力を最大限に生かすべく、出来るだけ光を採り入れるデザインを基本にしました。 爪も出来るだけ目だたせないよう慎重にセットするとともに、大粒石にありがちな重厚に腕ではなく、割り腕して更にメレーダイヤモンドを配置して、ダイヤモンドの輝きで、透明感のあるブルー色のメインストーンを、より引き立たせるデザインをご提案させていただきました。
デザインが古めかしくなってしまった青色石ペンダント。普段着用する機会がなくなってしまい、お困りでした。日常使いができ普段着用出来るデザインでという事でシンプルな一粒石のリングを製作いたしました。とてもシンプルなデザインなので、流行に左右されず、末永くお使いいただける事と思います。
青色が綺麗なリングですが、デザインがクラシックで付け難いとリフォームをお考えでした。取り巻きのテーパーとメレダイヤも入れない、とてもシンプルなリングご希望です。リングのウデは角を気持ち丸くした、付け心地の良いリングに仕上げました。ご希望の通りの出来上りでご満足いただけました。【
お母様から譲り受けたお品物です。お母様とお嬢様お揃いで2個のペンダントを作られるか、2個を一つのペンダントにするか迷っていらっしゃいました。デザイン画からのご提案で、ダイヤモンドを追加して一つのペンダントにする案で決まりました。お母様から譲られたお品物をお嬢様に受け継ぐ事が出来て大変喜んで頂けました。
ハートの形のお石が留まったリング。なんとなく物足りないような気がしてなかなか出番がなく、少し印象を変えたいとのご相談でございました。ハートの脇のダイヤを外し、お手持ちのペンダントのパライバトルマリンに留め替えるリフォームで承りました。石の大きさが異なるため、ダイヤを一度すべて外し、留まっていた地金部分を綺麗にならす必要がございます。熟練の職人がバランスを見極めながら、パライバトルマリンとダイヤを交互に配置してとお留めいたしました。同系色をアクセントにすることでさりげない存在感がプラスされ、それぞれのブルーが共鳴する素敵なお仕上がりです。 「ずいぶん印象が違いますね、早速着けて帰ろうかな」と、お客様にも大変ご満足いただけました。
「高さを抑えたシンプルなデザインにしたい」とのことでしたので、リングを一から作り直すのではなく、元々付いていたパーツを切り取り石座を下げる方法で加工を施しました。元枠を利用することで、リングの腕の形はそのままに、石が引き立つシンプル且つシャープな印象のリングへと生まれ変わりました。このように、ジュエリーリフォームには「元枠利用」という方法もございますので、お気軽にご相談くださいませ。
この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
夢仕立工房 ジュエリーデザイナー
依田 優子