この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
日本宝石協会理事
夢仕立工房 ジュエリーデザイナー
依田 宇弘
「夢仕立」ではこれまでに大人気のLOVEリングをはじめとする数多くのカルティエ社製品の修理を取り扱ってまいりました。修理が難しく他のお店で断られてしまった物でも是非、一度ご相談下さい。
結婚指輪として購入なさる方も多いこのLOVEリングですが、全周に均一にマイナスドライバーのマークである「ビスマーク」が付いています。このビスマークには「ビスのように、あなたの愛をしっかりこのリングに留めておいてください」という意味があります。 しかしこのビスマークがラブリングに均一に付いていることにより、サイズ直しを行うことは極めて難しくなります。
「表面のビスマークのバランス」、「内側の刻印の薄さ」、「内側の刻印を避けてサイズ直しを行う」この3点があるため、ラブリングのサイズ直しが極めて難しいのです。 また、カルティエの内側の刻印は、ロゴマークなどは深い超勤になっているのですが、一部の超勤が比較的薄く、注意して仕上げを行わないと消えてしまいます。さらに内側の刻印は、内側全周に渡って入っていることが多く、切断ポイントがあまり多くありません。
カルティエ ラブリングのサイズ直しです。内側には広範囲に刻印が入っておりましたので、加工時に消えてしまった場合はお名前やお日付のみ打ち直しをさせていただくご提案をいたしましたが、ブランド刻印もお名前・お日付の文字も全て綺麗に残して加工することができました。事故に遭われた際にできたというダイヤ付近の深い打痕も、リングの厚みや幅に影響のない範囲でお仕上げをし、新品さながらの佇まいに。出来上がりをご覧になったお客様からは、「またつけられる幸せをかみしめています」と大変嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
カルティエ ラブリングのサイズ直しです。コレクションの中でもこちらは全周にダイヤが留められたデザイン。内側の刻印を避けながら、一箇所に地金を足す加工で承りました。 加工の性質上、地金を足した箇所のダイヤの間隔は広くなってしまいますが、大変きれいなお仕上がりです。夢仕立ではブランドで断られてしまったリングのサイズ直しもご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
ご購入店からサイズのお直しは小さくは出来るが、大きくは出来ませんと言われていたリング。かなり難しいお直しですが、綺麗に出来上がりました。ペアのご主人様のリングは、既にサイズが合わなくなり、新しくご購入したそうです。なんとか直らないかと調べて、夢仕立てにたどり着いたとおっしゃってました。特殊な技術でお直しが出来、綺麗になったリングをご覧になり、とても喜んでいただきました。
遠隔地にいらっしゃる妹様に代わってお持ち込みのサイズ直しのリングです。等間隔に模様が入っていますので、模様のバランスは代わる旨ご了承頂きましてのお直しです。通常より難易度の高いお直しでしたが綺麗に出来上がり、大変喜んで頂きました。
大人気のカルティエのLOVEリングですが、高額商品の為、中古で探す方も多いと思います。ぴったりのサイズの物が見つかれば問題ないのですが、サイズ直し前提で購入されてしまうと、サイズ直し代で当初の予算より大分高くなってしまうと言うこともあり得ます。元々、サイズ直し自体が難しい商品になりますのでサイズ直しにもそれなりに費用が掛かります。 中古でLOVEリングを探されている方は、ぴったりのサイズの物を探す事をおすすめいたします。また、お母様から譲り受けたり、形見に頂いた場合など、費用が掛かってもその指輪を使いたいと言う場合は是非、夢仕立にお任せください。
C2リングは、特殊なデザインですので比較的難易度の高い加工となります。2号アップのご依頼をいただきましたが、加工箇所はがたつくことなく、内側の刻印も綺麗に残してお直しできました。全体の仕上げ直しが入ることで表面テクスチャーも蘇り、鏡面とヘアラインのコントラストが再びよく映えるお仕上がりに。「綺麗な仕上がりに満足しております」と、お客様にもお喜びいただけました。
思い入れのあるK18カルティエパヴェリングと18カルティエルビーリングのサイズ直しを承りました。サイズが合わなくなってしまってしばらく着けていらっしゃらなかったとの事。以前は毎日着けていらっしゃったとの事でパヴェリングは石に欠けが有りました。欠けた石も全て新しい物と交換し、以前と同じ輝きを放つ様になりました。ぴったりのサイズにお直しをされてとても喜んで頂けました。
サイズがきつくなって着けられなくなってしまったというリングです。しばらく仕舞っておかれたとの事でお色も変色が見られました。サイズ直しをして綺麗に仕上がり、またいつも着けられますととても喜んで頂けました。
カルティエでは3サイズ以上のサイズ直しはは受け付けてくれいそうなので、お困りになられていたと仰っていました。 ブランド元で修理を受けてもらえなかったり、受けてもらえても修理期間が長くて使用に差し支える等の理由で数多くの品物が弊社に持ちこまれます。 加工や修理が不可能な場合もありますが、可能な限りお受けするようにしております。 今回は5サイズの調整ですので、かなり難しいご依頼でした。 工賃は少々高額となりましたが綺麗に仕上がりました。表面の小キズもかなり取れていると思います。
遠方からのご依頼で18.5号から15号へのサイズ直しをご希望でした。内側のブランド刻印ものこり、綺麗に仕上がりサイズもぴったりで、大変ご満足いただけました。 当初楕円になるなど懸念がありましたが、かなり真円に近い仕上がりになりました。
抜けなくなって消防署で切断したCartierの結婚指輪を直したいとのご相談です。指に傷などがつかないよう、切断したリングは変形させて慎重に外す必要がございます。変形の程度が大きいと切断箇所の反対側に亀裂が入ることがございますが、今回は幸い目立つ亀裂もなく、綺麗にお直しができました。店頭で現在のリングサイズを計測しサイズアップも承りましたので、また安心してお使いいただけます。「どこを修理したか分からないですね」と、お仕上がりには大変ご満足いただけました。
全周にデザインの入った、カルティエのサイズ直しです。通常のように一部を切って加工するとデザインの間隔が変わります。今回は1.5号アップという比較的小さなサイズ直しでしたので、デザインの間隔の違いはほぼ気にならず、大変きれいに仕上がって参りました。全体の仕上げにより使用痕もぴかぴかになり、お客様にも大変お喜びいただきました。
カルティエは、フランスの高級宝飾ブランドで1847年にフランス人宝石細工師ルイ=フランソワ・カルティエが師のアドルフ・ピカールからパリのジュエリー工房を受け継いで始まる。1980年代まで日本ではカルチェと訳されていたが、現在では英語圏での発音に近いカルティエで統一された。 主な商品はジュエリー、時計、革製品など。 カルティエは、世界的に人気のある高級ジュエリーブランドでデザイン性に優れていますが、その反面、サイズ直しや修理が難しく、カルティエのお店でも出来ないことがしばしばあります。しかし、英国宝石学協会公認ジュエリー工房である夢仕立には、熟練の職人が在籍していますのでカルティエの修理やサイズ直しは是非、私たちにお任せください。
この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
日本宝石協会理事
夢仕立工房 ジュエリーデザイナー
依田 宇弘