この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
夢仕立工房 ジュエリーデザイナー
依田 優子
ネックレスはいろいろなデザインのものがあるため、購入時には悩んでしまいますよね。ペンダントのモチーフや宝石選びは楽しいものです。 しかし、ネックレスはチェーンの長さによっても大きく雰囲気を変えてくれるため、購入時にはチェーンの長さにも注目することが大切です。 今回は、チェーンの長さによって呼び方が変わるネックレス、その種類や特徴と合わせたいスタイルを紹介します。
全体が35cm~40cmの長さのものは「チョーカー」と呼びます。 最も短いタイプのネックレスで、首周りにフィットするような長さが特徴です。 ブライダルシーンでもよく使われていますが、普段使いにも適したタイプです。 普段使いするなら、デコルテ周りが程よく開いたトップスとの相性良く、カジュアルにもエレガントにも適応します。
「プリンセス」は40cm~45cmというスタンダードな長さのネックレスで、市場にも多く出回っています。ちょうど鎖骨の辺りにかかるような長さで、身に着けると上品な印象を与えてくれるのが魅力です。
大人のシンプルスタイルに定番の、シャツやブラウスの襟もとのボタンを開けて着こなすスタイルに良く似合います。デコルテ周りをキレイに見せてくれる効果があるので、胸元の空いたトップスに合わせたいネックレスです。
少し長めの50cm~55cmのネックレスは「マチネ」と呼ばれ、欧米の社交界でよく使われる長さです。先の2つに比べると少し長めなので、首が詰まったデザインのトップスにも合わせやすく、また落ち着いた雰囲気を出してくれるのでビジネスシーンにも取り入れやすいネックレスです。
マチネより長い70cm~80cmのものは「オペラ」と呼ばれています。胸の下あたりまでの長さが特徴で、エレガントな雰囲気を作り出すネックレスです。
ボリュームがあることが特徴なので、シンプルな服装のときのアクセントとして活躍してくれます。ワンピースやシャなどの普段着との相性もいいですが、ドレスなどのパーティーシーンにも合わせやすいデザインです。
「ロープ」は今までのものよりもさらに長い107cm以上のものをいいます。2重にして着けたり、ブレスレットとしても活用することができるため、幅広いシーンで活躍するネックレスです。他のサイズのネックレスと組み合わせて着けるのもオススメです。
チェーンの形にも種類があります。
コマをひねってつなげている「喜平」や、コマを輪つなぎのようにつなげている「小豆」、丸い球がつながっている「ボール」、四角のコマが編まれている「ベネチアン」などが代表的なものです。デザインや好みに合わせて選ぶようにしましょう。
普段何気なく使っているネックレスですが、実はこんなにも多くの種類がありました。それぞれの特徴や似合うスタイルを知っておくことで、毎日のオシャレも楽しくなります。ネックレスを購入するときやリフォームする際には、ぜひチェーンの長さにもこだわってみてください。
この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
夢仕立工房 ジュエリーデザイナー
依田 優子
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