婚約指輪の平均的なカラット数

婚約指輪のダイヤモンドの平均的なカラットや相場とは?

婚約指輪の購入をお考えですか?
まず最初に気になるのは、婚約指輪の価格相場と、平均的なダイヤモンドのカラット数ですよね。

平均的な婚約指輪の相場やダイヤモンドのカラット数から、有名人の婚約指輪まで、婚約指輪を購入する前に知っておくべき情報をまとめました。ダイヤモンドの婚約指輪を購入したい方は、必ず読んでくださいね。

婚約指輪のダイヤモンドの平均的なカラット

ダイヤモンドの婚約指輪とは

婚約指輪は、男性が女性へ結婚を申し込むときに贈る指輪です。欧米ではプロポーズの際にサプライズとして贈る習慣がありますが、日本では結納の際に贈ったり、カップルで一緒に選ぶのも一般的です。 地球上で一番硬い物質であるダイヤモンドは、古来からヨーロッパで婚約指輪として使用されてきました。永遠の愛や絆といった宝石言葉を持つダイヤモンドは、愛を誓う宝石として世界中で認められいるのです。

婚約指輪の平均予算とカラット

現在は日本でもダイヤモンドの婚約指輪を選ぶカップルが最も多く、婚約指輪の平均予算は20万円~30万円といわれています。婚約指輪に使われるダイヤモンドの大きさは、1カラット以下が一般的です。その中で最も人気が高いのは、0.2カラットから0.3カラットのダイヤモンドです。次いで0.3カラットから0.4カラットが人気で、0.5カラット以上を選ぶカップルはほんのわずかだそうです。

0.2カラットから0.3カラットが人気の理由

この大きさが人気の理由は、予算内であることです。0.2カラットから0.3カラットの婚約指輪の平均相場は、10万円から40万円前後です。婚約指輪の平均予算が30万円前後であるため、費用面でも最適なサイズと言えるでしょう。

もう一つの理由は、着けやすさです。0.2カラットのダイヤモンドの平均的な直径は3.81㎜で、0.3カラットは4.36㎜です。ダイヤモンドが大きすぎると、服に引っかかったり衝撃を与える恐れもありますが、0.3カラット前後の大きさならこういった心配も少なく、日常で着用することができます。

0.5カラット以上の婚約指輪

予算や好み、年齢などによって、0.5カラット~1カラット以上のダイヤモンドの婚約指輪を選ぶ場合もあります。カラットの大きなダイヤモンドは豪華さがあり、背の高い人や年齢を重ねた女性にも似合います。0.5カラット以上でも、グレードによっては価格を抑えたダイヤモンドもあります。ずっと長く着けたい大きさであるかなどを考慮した上で婚約指輪を選ぶのも、ひとつのアイデアです。

カラットと4Cの評価で価格が決まる

婚約指輪を選ぶ際には、カラットのほかにもダイヤモンド全体の品質を確認することが大切です。ダイヤモンドは4Cという評価によって石自体の価値が異なるため、同じ大きさでも価格に微妙な差が生じます。ダイヤモンドの婚約指輪を選ぶ際には、鑑定書に記載してある「4C」の評価をしっかりと確認しましょう。分からない時にはスタッフに聞くなどして、購入するダイヤモンドの品質を知っておくことをおススメします。

ダイヤモンドのカラットとは?

ダイヤモンドの主なカット方法

ダイヤモンドのグレードは、カラット(Carat)、カラー(Colour)、クラリティ(Clarity)、カット(Cut)の4つの頭文字を取った「4C」で決定します。4Cのひとつである「カラット」には、以下の様な意味や歴史があります。

カラットとは重量のこと

4Cのひとつである「カラット」とは、ダイヤモンドの重量を示すものです。1カラットは200ミリグラム(0.2g)と決められています。カラットは英語でCaratと綴るため、「ct」という記号で表示します。 カラットという単位以外にも、「ポイント」という単位を使用する場合もありますが、この場合1ポイントは100分の1カラットとして計算します。主に1カラット以下の小さなダイヤモンドに使うことが多く、例えば0.10カラットのダイヤモンドは「10ポインター」と表現します。

カラットの名前と歴史

カラットという言葉は、イナゴマメ(英:Carob)を意味するギリシャ語の「keration」が由来です。後にアラビア語の「quirrat」として伝わり、イタリア語の「carato」が15世紀に英語の「carat」と変化しました。

イナゴマメはジュエリーやゴールドを測量するために、遥か昔から使用されていました。理由としては、イナゴマメの種子はほとんど均一の大きさと重量であったことに挙げられます。重量を測定する際に適した物質であったのです。ダイヤモンドを測量するようになったのは、1570年代以降になってからです。昔は国によってカラットの定義は異なりましたが、1871年にはパリのダイヤモンド商業組合で、1ct=205㎎に定められます。1907年には、メートル条約会議で正式に1ct=200㎎と定義されました。

ゴールドの純度を測量するカラットは「karat」と綴り、「K」の記号で表示しています。

ダイヤモンドの直径でカラットを知る

鑑定機関がダイヤモンドのカラットを測量する際には、「マイクロ電子天秤」を使用して、精密なカラット重量を出します。鑑定書の無いダイヤモンドを持っているけど、鑑別機関に出さすにカラットを知りたいという方は、直径を測るだけで、簡単にカラット重量を計算することが可能です。計算法は、以下の様になります。ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドのみに当てはまる計算法で、全てミリグラム(㎜)で計算します。

ダイヤモンドの直径×直径×深さ×0.0061=カラット重量

例えば、直径が約4.10㎜で深さが2.49㎜のダイヤモンドは、4.10×4.10×2.49×0.0061=0.25ctとなります。主なカラット重量に対する、直径と深さの長さは以下の様になります。

カラット/ 直径/深さ
0.2ct=3.81mm/ 2.31mm
0.3ct=4.36mm /2.64mm
0.4ct=4.8mm /2.91mm
0.5ct=5.17mm /3.13mm
1.0ct=6.52mm/3.94mm

婚約指輪として扱えるダイヤモンドのカラット数とは

ダイヤモンド原石が採掘されると、カットが施されてジュエリーに加工されます。しかし、カラット数によって、どのジュエリーにセッティングされるかも違ってくるのです。ダイヤモンド原石をカットした後、婚約指輪として扱われるためには、一般的にどれくらいのカラット数が必要なのでしょうか。

ダイヤモンドの美しさを最大限に引き出すカット

婚約指輪として扱うダイヤモンドには、宝石が元来持つ美しさを生かしたカットが施されます。バランスなどを計算して原石をカットした結果、元々の大きさよりもかなり小さなカラット数になってしまいます。

ダイヤモンドを原石からカットする場合には、内部にあるインクルージョンやひび割れなどの欠点をできる限り避けなければなりません。さらに色や輝きが一番美しく見える方向を考慮して、綿密な計算をしたうえでカットが施されるのです。このように、バランスや美しさを計算してダイヤモンドの原石をカットすると、最終的には原石の1/3から1/4のサイズになります。

1カラット以上のダイヤモンドが高い理由

ダイヤモンドは、カラット数が多くなるにつれ価値が上昇します。一般的に産出するダイヤモンドの原石は1カラット以下がほとんどなため、1カラット超になると、さらに希少価値が上がるのです。前述したように、ダイヤモンドの原石がいくら大きくても、カット後にはかなり小さなサイズになってしまいます。

例えば、1カラットのラウンドブリリアントカットのダイヤモンドに加工したい場合には、単純に計算して3ctから4ctの原石が必要になります。これほど大きな原石は希少なため、1カラットを超えると価格がグンと上昇するのです。

婚約指輪として扱えるダイヤモンドのカラット数

婚約指輪は、1石のダイヤモンドをセンターに置いたソリティア・リングが人気です。ダイヤモンドを4本か6本の爪で高い位置で留める「ティファニーセッティング」が定番ですが、カラット数が少ないばあいはベゼルセッティングにする場合があります。婚約指輪のデザインは豊富ですが、ソリティアリングとして扱えるのは、一般的には0.1カラット以上のダイヤモンドです。ちなみに、0.1カラット以下はメレダイヤとされます。メレダイヤを婚約指輪に使用する際には、サイドやアームへのパヴェセッティングやエタニティリングなど、あくまでも脇役として扱われます。

有名人の婚約指輪

海外のハリウッドセレブや国内の芸能人が婚約発表をすると、婚約指輪の大きさやデザイン、ブランドなどが注目されます。驚くほど大きくて高額な婚約指輪や、ファンシーカラーファンシーカットのダイヤモンドなどが話題になり、婚約指輪のトレンドにも大きな影響を与えています。こちらでは、国内外の有名人が婚約時に受け取った、有名な婚約指輪をご紹介していきます。

海外セレブの婚約指輪

エリザベス・テイラー
リチャード・バートンから贈られた、33.1カラットのアッシャー・カットダイヤモンドが配された指輪です。「エリザベス・テイラー・ダイヤモンド」と呼ばれ、世界で最も有名な婚約指輪と言われています。リズの死後2011年に競売にかけられ、880万ドル(約9億5500万円)で落札されました。

グレース・ケリー
モナコ王妃となったグレース・ケリーは、レーニエ大公から10.47カラットのエメラルドカット・ダイヤモンドを配した「カルティエ」製の婚約指輪を受け取りました。両サイドには、バケットカットのダイヤモンドが配されています。推定価格は406万ドル(約4億4400万円)です。

ジャクリーン・ケネディ・オナシス
2度目の結婚相手であるアリストテレス・オナシスが贈ったのは、40.42カラットのダイヤモンドの婚約指輪でした。「ハリー・ウィンストン」製のリングは、原石が601カラットで透明感がVS2というもの。ジャクリーンの死後競売に出され、259万ドル(約3億円)で落札されました。

メーガン・マークル
2017年に婚約した際に、ハリー王子がデザインした婚約指輪を受け取りました。ボツワナ産の3カラットのクッションカット・ダイヤモンドに、母親であるダイアナ妃から受け継いだダイヤモンドを両脇に配しています。推定価格は25万6千ドル(約2890万円)です。

パリス・ヒルトン
2018年に俳優のクリス・ジルカから20カラットのダイヤモンドをプロポーズ時に受け取りましたが、数か月後に婚約は解消。ペアシェイプカットで、推定200万ドル(約2億2千万円)のリングは、婚約解消後も返すつもりはないそうです。

国内有名人の婚約指輪

北川景子
DAIGOさんから婚約指輪として受け取ったのは、ハリー・ウィンストンの2カラットのダイヤモンドリングです。「ラウンド・クラシック・リング」というコレクションで、プラチナ製。両サイドにはテーパード・カットのダイヤモンドが配されています。推定価格は1500万円~2000万円です。

山田優
小栗旬さんは、ハリー・ウインストンの2カラットの婚約指輪を贈っています。クッションカットのダイヤモンドの周囲をダイヤモンドで取り囲んだ、華やかなデザインです。推定価格は1000万円です。

福原愛
2016年に結婚した江宏傑さんから受け取ったのは、中国最大のオーダーメイド宝飾店「BLOVES」の3.22カラットの婚約指輪です。江宏傑さんがデザインしたリングで、指輪のサイドに、卓球と二人の出会いを結び付けたイメージを取り入れて製作されました。推定価格は3000万円以上と言われます。

谷(旧姓・田村)亮子
女子柔道代表として活躍したヤワラちゃんは、プロ野球オリックスの谷佳知外野手と2003年に結婚。婚約時には、7.5カラットのエンゲージリングを受け取りました。ブランドや推定価格などは不明です。

神田うの
2007年に日拓グループの社長、西村拓郎さんと結婚した神田うのさんは、1998年に婚約し、結納として5カラットの婚約指輪を受け取りました。ハートシェイプのダイヤモンドで、周囲にはダイヤモンドがパヴェセッティングされています。推定価格は1億円以上と言われます。

東尾理子
2010年に石田純一さんと結婚。婚約指輪にはハリー・ウインストンの「ハートシェイプ・クラシックリング」を受け取りました。3カラットのハートシェイプダイヤモンドの両サイドには、バゲットカットのダイヤモンドが配されています。推定価格は1500万円です。

最後に

婚約指輪として人気のダイヤモンドのカラット数は、0.2カラットから0.4カラットです。主張し過ぎない大きさは日常でも着用しやすいこともありますが、平均予算内で購入できることが人気の理由です。一生の記念となる婚約指輪選びは、カラットだけではなく4Cすべての評価を確認することも大切です。予算や好みなども考慮して、特別な思い出となる素敵な婚約指輪を選びましょう。

資格会員ディプロマ FGA 依田 優子

この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
夢仕立工房 ジュエリーデザイナー
依田 優子

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