この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
日本宝石協会理事
夢仕立工房 ジュエリーデザイナー
依田 宇弘

大切なジュエリーを長く使い続けるために、「修理」と「リフォーム」という選択肢があります。しかし、この2つの違いを正しく理解している方は意外と少ないのではないでしょうか。
「指輪のサイズが合わなくなった」「チェーンが切れてしまった」「デザインが古くて使いにくい」こうしたお悩みを解決するには、修理とリフォームのどちらが適しているのでしょうか。
この記事では、日本宝石協会の理事で宝石学の専門家の視点から、ジュエリーの修理とリフォームの違い、選び方、費用、実例まで詳しく解説します。年間約10,000件以上のジュエリー加工実績を持つ夢仕立の事例も交えながら、あなたのジュエリーに最適な選択肢をご提案します。
この記事の監修者
英国宝石学協会 資格会員ディプロマ FGA
日本宝石協会理事
夢仕立工房 ジュエリーデザイナー
依田 宇弘
修理とリフォームは、どちらもジュエリーを再び使えるようにするためのサービスですが、その目的と内容は大きく異なります。まずは、それぞれの定義を明確にしましょう。
ジュエリーの修理とは、元のデザインを保ったまま、壊れた部分や劣化した部分を直して使えるようにすることです。
修理の主な内容:
修理の目的は、ジュエリーを元の状態に近づけ、再び快適に使えるようにすることです。デザインは基本的に変わりません。
一方、ジュエリーのリフォームとは、お手持ちのジュエリーの宝石や地金を活かしながら、全く新しいデザインやアイテムに作り替えることです。
リフォームの主な内容:
リフォームの目的は、思い出や想いを残しながら、今の自分に似合うジュエリーに生まれ変わらせることです。デザインやアイテムが大きく変わります。
修理とリフォームが混同される理由は、主に3つあります。
実は、「ジュエリーリフォーム」という呼び方は日本特有の表現です。欧米では「リフォーム(Reform)」という言葉は「自宅の一部を部分的に改作する」という意味で使われることが一般的で、ジュエリーの場合は「リメイク(Remake)」「リモデル(Remodel)」「リ・ジュエリー(Re-Jewelry)」と呼ばれます。
このため、欧米の感覚では「リフォーム」≒「修理」と捉えられる可能性があり、日本でも混同が生じたと考えられます。
ジュエリー店によっては、修理とリフォームを明確に区別せずに案内していることがあります。お客様が「リフォーム」と言って来店されても、実際には「サイズ直し」などの修理を希望されているケースも少なくありません。
例えば、「サイズ直しの際に、石座のデザインも少し変更する」といった場合、修理とリフォームの境界線が曖昧になります。こうした中間的なケースが、混同を招く一因となっています。
ジュエリーの状態やお客様のご希望によって、修理とリフォームのどちらが適しているかは異なります。ここでは、それぞれを選ぶべきケースと、迷ったときの判断基準をご紹介します。
以下のような場合は、修理を選ぶことをおすすめします。
デザイン変更を伴わないため、リフォームよりも費用を抑えられます。
修理は比較的短期間(数日〜2週間程度)で完了することが多いです。
以下のような場合は、リフォームを選ぶことをおすすめします。
思い入れがあるのでデザインの全てを変えるのではなく、「リングアームだけリフォーム」「石座だけリフォーム」「チェーンだけ変更」「イヤリングからピアスへ金具を変える」など、デザインの一部分を変えたい
ジュエリーの修理とリフォームは、どちらも大切なジュエリーを再び使えるようにするためのサービスですが、その目的と内容は大きく異なります。
ジュエリーの状態やお客様のご希望によって、最適な選択肢は異なります。まずは信頼できる専門店で、お気軽にご相談ください。
夢仕立は、年間約10,000件以上のジュエリー加工実績を持つ、英国宝石学協会特別公認企業です。宝石学士と熟練職人が、お客様の大切なジュエリーを美しく蘇らせます。
お手持ちのジュエリーでお困りのことがございましたら、ぜひ一度夢仕立にご相談ください。